期待して購入して見たわりには、つまらなかった。所詮ピストルズの音源、映像はすでに出尽くしている訳だから。内容は、見慣れた海賊版などをつなぎ合わせただけのしろもの…。まだピストルズの映像を体験したことのない方にはコレでいいのかも…。

　まさに、素パンクさんの書いてある通りです。私は、ピストルズというだけで、かなりの海賊盤をだまされて購入し続けた方なので、ほとんどが重複しています。ＣＤの棚に並べておく程度のコレクション・アイテムだと思って購入する位ならいいんじゃないでしょうか…。（実際、購入してもほとんど聞いていないです。）

DISK 1 M1は、1976年8月28日のｲｷﾞﾘｽ TVｼｮｳの初期の頃の貴重な映像、若き日のｸﾞﾚﾝのﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽが見られる。DISK3は1978年1月10のﾀﾞﾗｽでのLIVEと1月14日のｳｨﾝﾀｰﾗﾝﾄﾞのﾗｽﾄﾗｲﾌﾞが収録。DISK4のCDは、1976年4月23日のﾅｯｼｭﾋﾞﾙでのﾗｲﾌﾞだが、いずれも音質はｲﾏｲﾁ。しかし、DISK1の映像は、海賊盤で出回っていた頃よりも格段に画質は向上し、購入の価値有り。DISK2は音質は良いが、ｺﾗｰｼﾞｭ映像である。

'96年発表｡｢あの｣ﾋﾟｽﾄﾙｽﾞがﾗｲﾌﾞを演っているわけじゃない｡冷凍保存しておいたﾊﾞﾝﾄﾞをﾁﾝしたわけじゃないのだ｡これは､解散後20年近くもそれぞれの人生を歩いてきた､もはや40代の男たちによるﾋﾟｽﾄﾙｽﾞの｢ｶﾊﾞｰ｣に限りなく近いﾓﾉである｡｢ｶﾊﾞｰ｣と言い切れないのは､ﾎﾝﾓﾉが演っているという正統性のゆえだが､正統性をありがたがったりする思想はﾊﾟﾝｸの辞書にはなかったわけで､この体質の違いは決定的な気がする｡ とはいえ大変立派な演奏で､頭では｢何を今さら｣と思っているのに体は引き込まれてしまう｡基本的にはｵﾘｼﾞﾅﾙに忠実な演奏だが､生前のﾋﾟｽﾄﾙｽﾞだったらこうは行かなかったはずだ｡ﾘｽﾞﾑ隊には砲撃の如き豪勢な響きがあるし､ｷﾞﾀｰも冴えている｡傍若無人のﾛｯﾄﾝぶりもそっく

初めて聴いた時、パンクってこんなもん？て感じだった。同時期に聴いたエアロの「ロックス」の方にパンクを感じた。好きなアルバムではあるけど。もう20年前のことだけど

70年代オリジナルが最高にイケてるぜ。なかでもピストルズ、ラモーンズ後デッドボーイズも他はご自由に。

M3「ノー・フィーリング」は最高！にハイになれる。今は聴かないけど、当時９０年代、シブヤ系が流行っていた渋谷のライブハウスでよく演奏した曲です(笑)

内容や真意はどうであれ、このバンドの功績は称えるべきだと思う。プログレ勢を潰して、ロックをプログレス（進歩）させたのは最高の皮肉。事実、この時期のプログレ勢より、パンク・ニューウェーヴ勢のほうが『音楽』に貪欲で大胆。

このクリス・トーマスのプロデュースによるサウンドがデイヴ・グッドマン・ヴァージョンに劣るという識者の意見には多少の理解は示せますが、だからといって本作の価値が過去のパイオニア達のサウンド・歌詞その他に劣っているなんてことはありません。聴いてみて決して損はしないはずです。興味のある方はデイヴ・グッドマン・ヴァージョンも聴いてみてください。

『ANARCHY IN THE U.K.』がアルバム『NEVER…』と同テイクになってるのは何故？それと、局順も当時のアナログと変わってるのは何故？『ANARCHY…』は、絶対に、あのロットンが叫び散らしてたテイクの方が良かった。 音質は良くなってるけど…