フランドル楽派の巨匠たち〜15世紀&16世紀のポリフォニー(10CD)
誇り高きフランドルのポリフォニー。古楽ファン注目のセットが登場!
ベルギーのレーベルEufodaからリリースされていた古楽ファン注目の好企画シリーズ「フランドルのポリフォニー」がボックス・セットとなって新装登場!
15世紀〜16世紀のフランドル地方で隆盛を誇ったフランドル楽派。この「フランドル楽派の巨匠たち」には、ジョスカン、ラ・リュー、オケゲム、イザーク、ゴンベール、デ・モンテ、オブレヒト、ヴィラールトなど、ルネサンス時代を代表する大作曲家が次々と登場したフランドル楽派のポリフォニー音楽がテーマ別にまとめられており、当時のフランドル地方で生まれた「音楽」を網羅できる貴重なボックス・セットとして仕上がっています。
また、かつてフランドル楽派と共にネーデルランド楽派を形成していたブルゴーニュ楽派からも、デュファイやバンショワらの作品が収められるなど充実度は非常に高く、ベルギー古楽界の名匠エリク・ファン・ネーヴェルと手兵クレンデ・コンソート、カペラ・サンクティ・ミヒャエリスの演奏も秀逸。古楽ファン要チェックです。(東京エムプラス)
CD1〜アドリアン・ヴィラールトとイタリア
・ヴィラールト:めでたし乙女、エルサレムよ主をほめたたえよ、苦しみが私をさいなみ、Vecchie Letrose、Quante Volte Diss'io、他
CD2〜フィリップ・ロジエとスペイン
・『フェリペU世のミサ』より キリエ、アニュス・デイ、天の元后, 喜び給え、我が心, 安からず、Amour et la beaute、Leal amour、主をほめたたえよ、他
CD3〜オルランド・デ・ラッスス
・ラッスス:第8旋法のマニフィカト、主に対し、すべての快楽の、歌は悲しみも涙も、いつか私はあなたをこの手に迎える、寒くて暗い夜、修道女のような人でした、恐れとおののきが、最後の時に、玉座に座したもう神よ、他/
CD4〜16世紀フランドルの歌曲と舞曲
・スザート:『ラ・ドンナ』パヴァーヌとガリアルド、『Mille Ducas』パヴァーヌ、ガリアルドとロンド、バス・ダンスとリプライズ
・作曲者不詳:Druck en verdriet、Wie sach oit
・ラ・リュー:Mijn hert altijt heeft、他
CD5〜フィリップ・デ・モンテとハプスブルク家
・デ・モンテ:おお、優しく甘きものよ、ベネディクトゥス・デウス、Fu preda d'empio Nume、Assai fervida Amante、Clamavi de tribulatione mea、ドミニ・エスト・テラ
・ファート:サルヴェ・レジナ
・ライトン:カンツォーナ、他
CD6〜ニコラ・ゴンベールと皇帝カール5世
・ゴンベール:アレルヤ、主の霊は全地を満たす、トリステ・デパール、Plaisir n'ay plus、われはわが目を御身に対し上げ奉りぬ、天の后、喜びたまえ、御身いとうるわし
・クレキヨン:突然天より風音が、来たれよ創り主なる聖霊よ、はかない喜びのために
・ノン・パパ:聖霊降臨祭の夕食礼拝、Hortens-Lutens-Hortens、Forbons、他
CD7〜イザーク、オブレヒト、ド・ラ・リュー
・オブレヒト:サルヴェ・レジナ、聖母マリア、パルセ・ドミネ
・イザーク:神の御名のもとに、In meinem Sinn、Alla battaglia
・ラ・リュー:Il viendra le jour desire、Autant en emporte le vent、今はただ死を待つばかり、他
CD8〜ジョスカン・デ・プレ
・ジョスカン:苦しみが私をさいなみ、世の中のあまたの悲しみ、Fortune destrange plummaige、ジョスカンのファンタジー、いと聡明なる乙女、主よ, 御身の怒りにて、ああ, マリオンが、愛さずにはいられない、私を救っておくれ、私はもの思いに沈んだ、金がないのは何よりつらい、わが愛よさらば(リュートによる演奏)、わが愛よさらば(合唱による演奏)、すべての人の心は乱れ、A l'eure、われらを解き放ちたまえ、御身の定めは驚くべきものなり
CD9〜ヨハンネス・オケゲムとフランス
・コンペール:マニフィカト、Gaude prole regia 、Vous me faites morir
・オケゲム:めでたし, つぐない主の御母、私の口は笑う、可愛いカミュゼット、クレド
・ディヴィティス:めでたし女王、他
CD10〜ギョーム・デュファイとブルゴーニュ
・デュファイ:聖霊よ来たりたまえ、 めでたしトスカナ人の花、このフィレンツェの町は、美しい人が塔の下に、いと高きところには神に栄光、仇なす嫉妬よ、さあ、友だちよ、目を覚まそうよ
・バンショワ:われに注ぎたまえ、他
カペラ・サンクティ・ミヒャエリス
クレンデ・コンソート
エリク・ファン・ネーヴェル(指揮)