上野信一/ティンパニ作品集 Vol.1〜ソロ
マルチパーカッショニスト上野信一が、近現代ティンパニ作品にフォーカス。上野はフランスで10年余りオーケストラのティンパニ奏者の経験があり、その頃から長年あたためてきた満を持しての企画。ティンパニという楽器の魅力を提示し、その可能性を探求した作品を抽出、ティンパニの世界に新たなまばゆい光が照射されます。岸野末利加作品は世界初録音。(メーカー資料より)
【収録情報】
● 一柳 慧:リズム・グラデーション
● 岸野末利加:モノクロマーガーテン III
● 松下 功:オプティカル・タイム
● エリオット・カーター:4台のティンパニのための8つの小品
上野信一(ティンパニ)
録音時期:2019年12月17-19日、2020年6月11,12日、7月28日、11月4日
録音場所:神奈川県立相模湖交流センター
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
【上野信一 Shiniti Uéno】
マルチ打楽器奏者。パーカッション・グループ「上野信一&フォニックス・レフレクション」「アンサンブル・ムジカ・ヴィヴァンテ」主宰、音楽監督。パリ国際現代音楽コンクール等、受賞歴多数。仏国立ストラスブール・フィルハーモニー打楽器奏者、仏国立トゥールーズ・キャピトル管弦楽団首席打楽器・ティンパニ奏者を歴任。国際的に演奏活動を展開。オーケストラ・ソリストとしてA.Jolivet打楽器協奏曲、P.Crestonマリンバ小協奏曲を仏国立トゥールーズ・キャピトル管弦楽団と共演。N.D.Ponteマリンバ協奏曲(吹奏楽)、W.Kraft「ティンパニ協奏曲」オーケストラ版、吹奏楽版の2回の日本初演を行う。特に1997年ドレスデン・フィルハーモニー来日公演(サントリーホール)で共演したW.Kraftの「ティンパニ協奏曲」日本初演は絶賛された。1977年ソロ演奏家としてデビュー。以来、国内外通算40回のリサイタルを開催、100曲を超える新作初演を行なっている。現在、計13枚のCDがリリースされており、内3枚が『レコード芸術』により「特選盤」に選出、昨年発売の「Vibra-Elufa」は2019年度レコードアカデミー賞(現代音楽部門)にノミネートされた。(メーカー資料より)