音がﾎﾟｯﾌﾟ過ぎるのがやや気になるが、全曲素晴らしいの一言に尽きる。当時のｼﾝｸﾞﾙB面曲やEbony And Ivoryの別ﾃｲｸの初CD化は勿論の事、他のｶﾀﾛｸﾞの最新ﾘﾏｽﾀｰ･ﾘｲｼｭｰを是非やって貰いたい。�Gは、隠れた名曲です。

完成度からすれば、Band on the runの方が上だが、このアルバムにはそんなことを感じさせないくらい魅力満載。宝石箱をひっくり返したような輝きを各楽曲が放ってます。M4でのエンディングのバックコーラスの「イェー」だけでも鳥肌もの。M3.M4.M5でポールらしい美しいメロディを聞かせたと思ったら、M7で狂気的なドラッグソング。バラードあり、カントリーあり、ロックンロールありと、これだけバラエティに富んだアルバムはなかなかお目にかかれない。

“ものすごい”感動！感動！大感動！ポールの解説が、曲に入っていて、当時のエピソードが　楽しめます。まるで「神様が、現れて僕に解説してくれた」レットイットビーの歌詞の様に素晴らしいＤＶＤです。

ウォー！！ＤＶＤ付が、出るのか！3枚目だ！！ アビーロードのようなメドレーがいいですね。ジョージの「ヒアカムズ・・」調のギターからはじまるところが、大好きです。全体的には、「スピードウェイ」に近いかな。

内容が素晴らしい！曲もさることながらアナログ盤をそのまま小さくしたデザインがとても気に入りました。カップリングがそれぞれ違うので両方購入をお勧めします。PVもポールが振り付きで歌ってて新鮮なので必見です！

少し時間をおいてから評価したいと思ってました。結論はやっぱりポールのビートルズ以降では屈指の傑作ではいかと思います。緻密で窮屈なケイオスよりも（もちろんケイオスも素晴らしいのですが）、奔放な今作こそポールの良さが出てると思います。ちょっととっつきにくいやもしれませんが、是非色々な人に聴いて欲しい名盤です。そのためにもグラミーとか社会的な評価を受けて欲しいものですが。。。しかしこの方は本当にすごいおじいさんだなぁ。。

最初にこの盤を聴いた時、こりゃー反則だ！と30回くらい片えくぼになりながら呟いた。ボーク！テイク・ワン・ベースだ。でもこんなことが出来るのは勿論本人だからであって、多少の演奏や編曲の問題も（「Winding road」がスペクター・ヴァージョンだし！）何ら意に介さないのはさすがにオリジナルの強みだ。「今日の誓い」で涙腺が緩むが、何と言っても「Let it be」や「Hey Jude」は大合唱になり、雰囲気に飲み込まれてしまう。反則だ。他のミュージシャンが束になっても勝てない、ある意味王道とは、を思い知らされる盤。

このDVDのプロモーション用インタビューと抜粋映像がYouTubeで見られますね。断片的にいろんなクリップやライヴを見ただけで、このDVDを期待してしまいます。ポールのDVD作品では最高作だと思います。

マッカートニーイヤーズDVDリリース前に、買い逃してたんで聴いてみました。落ち着いてるというか、地味というか、デモテープっぽい荒さ。でも、もしかしたらポールは、こう言いたかったのかもしれない。 『ビートルズの新譜用にデモ作ったんだけど、そっちに送って任せるから、上手く完成させてくれよ。ジョン、ジョージ！』って。 もしかしたら、このアルバムは天国で完成するのかな…？ そう思ったら、ちょっと泣けた。

好きな音楽を聴くのに理屈はいらないと思います。嫌なら聴かなければいいし、好きな人に対して、興醒めするようなことを言うのはいかがなものでしょうか？私は、好きな人が、それぞれの楽しみ方があると思うのです。音楽は理屈ではなく、感性で楽しむものだと思います。