モーツァルトのボレロ? スイスの村のオルガンをギ・ボヴェが弾く!
スイスの2つの村、ドンブレソンとサン・マルタンの教会に据えられたオルガンを、スイスが誇るオルガンの巨匠ギィ・ボヴェが演奏したCD。前半はヴィヴィアーヌ・ロリオと共演した4手演奏が主。どちらのオルガンも高名なオルガン製作者ヨーゼフ・ナイトハルトが創設したオルガン製作工房、サン・マルタンSAによるもので、輝かしさと柔らかさが共存した音色が素晴らしい聴きもの。有名曲から珍しい曲まで、ボヴェがストップを自由自在に駆使して楽しませてくれます。作者不詳の『神モーツァルトのボレロ』は、モーツァルトの素材をラヴェルのボレロ風に仕立てた面白い小品です。(輸入元情報)
【収録情報】
1. A.スカルラッティ:トッカータ第11番イ長調
2. D.スカルラッティ:オルガンのためのソナタ(K.287、ト長調 K.328、ハ長調 K.255)
3. バッハ:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 RV.56のオルガンへの編曲 BWV.596
4. モランディ:4手オルガンのための導入、主題と変奏
5. ダヴィド・ダ・ベルガモ神父:4手のための4つのディヴェルティメント
6. ディアナ:上昇 イ長調、ポロネーズ ニ長調
7. バッハ:前奏とフーガ ハ長調 BWV.547
8. 作者不詳:神モーツァルトのボレロ
9. ボヴェ:オルガンを提示するために
10. モーツァルト:機械オルガンのためのアンダンテ K.616
11. ボエリ:幻想曲とフーガ
12. ブラームス:コラール『装いなさい、ああ愛する魂よ』
13. チャイコフスキー/ボヴェ編:『くるみ割り人形』〜葦笛の踊り、金平糖の精の踊り
14. キュイ:前奏曲 変ロ長調
15. バッハ:前奏曲とフーガ ニ短調 BWV.532
ギィ・ボヴェ(オルガン)
ヴィヴィアーヌ・ロリオ(オルガン:1-6)
録音時期:2019年11月17日(1-6)、2019年12月5日(7-15)
録音場所:スイス、ドンブレソン(1-6)、サン・マルタン(7-15)
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)