CD

名倉誠人: Ritual Protocol

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
IDC5101
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ケヴィン・プッツ“キャニオン” マリンバソロ (1996)
ジェイソン・エカード“トランジェンス” マリンバソロ(1999)
田辺恒弥“入り江を巡って” マリンバ&フルート (1995)
ケヴィン・プッツ“リチュアル・プロトコール” マリンバ&ピアノ (1996)
ケンジ・バンチ“パラフレーゾロジィー” マリンバ&ヴァイオリン (2000)

名倉誠人マリンバ
デイヴィット・フェデーレフルート
ステファン・ミランコヴィッチヴァイオリン

 マリンバ奏者の中で、もっといっぱいレパートリーがあればいいのに、と思わない者はいないでしょう。クラッシック音楽の世界に入って間も無いこの楽器のレパートリーは、過去60年に作られたものにすぎません。マリンバのレパートリーを増やしていくことは、時間がかかることですが、それは、すべてのマリンバ奏者の使命でもあります。このCDには、過去5年間に私のために作曲された作品を、5曲収録することができました。
私は、この十年にわたり、マリンバのための新しい音楽を委嘱してきましたが、このCDでも見られるように、今日の作曲家達が幅広いスタイルで作曲することは、とても刺激になりました。シリアル形式で書く、ミニマルの技法を使う、民族音楽的なものから派生したり、ポピュラー音楽の要素を取り入れたり、と様々です。私達は、現代という、多様性に富んだ、そして、文化や思想の幅がこれまでになく広がった、この時代に生きる恩恵を大いに受けているのです。
このCDに収録された作品の作曲家達は、一人もマリンバを演奏する人はいないので、作曲の過程において、共同で作業を進めていくチャンスを得ました。この楽器の表現の可能性や、技術的な特性を作曲家に見せることは、彼らにとって、啓示となり、インスピレーションとなるに違いないと思っています。このような形のコラボレーションは、両者に利益をもたらし、マリンバから真の声を引き出すのに、必要不可欠なことと言えるでしょう。
このコラボレーションを通して、作曲家達の音楽が、単にマリンバという楽器のためだけではなく、私という特定の奏者を対象として姿を現してくるのを、目のあたりにしました。この五作品は、今では私の体の一部のような気がしますし、また、私の表現と技術の特性が反映されたものになっていると感じます。

独奏曲二曲は、技術的限界に挑戦するものですが、それ以上に大切なのは、それぞれの作品が、素晴らしい音楽の質を持っていることです。三つの二重奏曲は、二つの楽器が、独奏−伴奏という関係ではなく、音楽的に対等であること、そして、室内楽においてもマリンバが魅力溢れる音楽創りを果たすことを目指した作品となっています。(名倉 誠人)

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