久々に新作には元VoのMarkが復活した。そのおかげか、本来のKROKUSと言う感じが強い。その上、粒ぞろいの曲が並んでいる。彼らの真骨頂の覚えやすいメロディらいんなど、一聴の価値は十分にある。本当に彼らは戻ってきたと言う感じがとてもうれしい。

ロック不毛の地スイスから飛び出し、アメリカでも成功したバンド。しいて言えばドッケンやスコーピオンズに近いかんじ。なぜ日本盤出ていないのか理解できない。

初めて手にしたｸﾛｰｸｽが実はこの作品でして。ｻｳﾝﾄﾞはちょっと古臭く感じるし節々にダサさがあるんですが。当時はNWOBHMの波及でいささか脚光を浴びたと思います。でも�@のﾉﾘﾉﾘﾛｯｸﾝﾛｰﾙに始まり、ｷｬｯﾁｰで覚え易い�A、ｽﾄﾚｰﾄなHRの�B、泣きのｷﾞﾀｰが沁みる�Gなど聞き所は満載です。HM創生期の一作として一聴してみては？

ｸﾛｰｸｽってHMﾌｧﾝの中でもﾏﾆｱｯｸな人しか聞かないですよね。でも僕は好き。「ﾍｯﾄﾞﾊﾝﾀｰ」発売の頃はそこそこ売れたと思うんですが。何しろ廃盤が多くて今じゃﾍｯﾄﾞﾊﾝﾀｰすら入手できない。ちなみにこの作品はその次のｱﾙﾊﾞﾑ。前作よりﾊﾟﾜｰﾀﾞｳﾝしてるけどﾛｯｸﾝﾛｰﾙ調でいかしたかっこいい曲もあり、攻撃的な路線からちょっとｿﾌﾄになった感じ。でもAC／DCみたいな曲を演ってた頃よりずっと彼らの個性が出ています。

彼らの歴史の中でも異色な作品かな？AC/DCみたいなリフで聞かせるバンドから、メロディアスな部分を強調したこの作品、結局楽曲が良く出来ています。美しいバラード�C、ノリのよい�D、レゲエのリズムを取り入れた、これまた美しい�Eなど、聴き所満載ですね。Alice Cooperのカヴァー�Bもハマっています。

スイスHMの重鎮、結成25周年を前に、タイトル通りのスタジオ・アルバム13作目っ！！（’99）PERSIAN RISK、PAUL CHAPMAN’S GHOSTなどのキャリアがあるカール・センテンス（ｖ）を迎えたハード・ロックンロールっ！！ミックスは、トニー・プラット。　

なつかし〜俺クロークス のアルバムでこれが 一番いいね、 それまでのアルバムは なんかピンと来なくて好きじゃなかったけど。