昔NHKの放送終了後､原宿で踊り戯れる竹の子族と醤油工場のﾗｲﾝが交互に映るﾓﾝﾀｰｼﾞｭ効果に感動を覚えた｡聴いて､重ｲﾖｳﾅ浮ｶﾚﾀﾖｳﾅその気分が甦った｡日本人ﾃｸﾗｲﾈｰ/ｾｺｸ生ｷﾃﾁｮｰﾀﾞｲ♪ﾌｧﾝｸに啓発するｱｹﾐさんに､OhYeahｸﾗｲﾄﾓｰ!ｾｺｸ生ｷﾙﾄﾓｰ!ﾉﾘﾉﾘで肯定したい｡臭いけどずっと嗅いでいたい音｡

匂うよ。臭う。じゃがたらも何もかも…アホっ！横目で見てんじゃない。しっかり見ろよ。

鮎川誠氏との対談はとても興味深いものでした。頭脳警察にアケミは共感していたとは。二度とじゃがたらのステージを見られないのは寂しい。もっと長生きしてほしかった。ご冥福をお祈りします。

これは一体どうしたんだ。このバンドは、外人から影響を受けてロックをやってない。だってこの音は、土着じゃないか。どう聴いたってこの音は、このバンドの、江戸アケミの内側から沸いてる。日本人がロックをやる上で大きなネックとなるはずの日本語が、何の邪魔にもなっていないどころか、逆にこのバンドの音の大きな大事なファクターとなっている。「暗いね暗いね、性格が暗いね」「見飽きた奴等にゃおさらばするのさ、するのさ、するのさ」────このかっこよさ、この猥雑さ。

初めてじゃがたら聞いたのが中学の頃、あの時の衝撃は10年以上たった今でもそう味わえるもんじゃない。やっぱり生で見たかったと思うバンドです。

初めてジャガタラを聴いたのがコレなんですが、、衝撃でしたね。江戸アケミの名を嫌でも覚えてしまいました、、生きていたら会いたくない人Ｎｏ１です(笑)

アケミの強烈な言葉の我々への警鐘といつまでもループするアフロでファンキーなグルーブ。人類はこれを受け入れる人とそうでない人の二種類しかいない。最高。

じゃがたらは全作品名盤だが一番脳味噌が踊りたがる盤はコレ。極めてダンスミュージックとしてのクオリティーが高い。コレ聴いて何も思わない人は、さよーなら。

音楽うんぬんではなく最高のドキュメントだ！人格の森を迷いながらも疾走する江戸アケミを目撃せよ！誰人も超えられない歴史がここにある。生産が２ヶ月の限定だそうだ迷ったら買え！

ぐしゃぐしゃでびしゃびしゃ、理論づけて語れない。うまいもんはうまい、良い音楽はいい、ただそれだけ、簡単なこと。聞くべしな一枚。