CD 輸入盤

Elvis Back In Nashville 【CD4枚組ボックスセット】

Elvis Presley (エルヴィス・プレスリー)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
19439883892
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明

エルヴィス・プレスリー最後のナッシュヴィル・セッション50周年を記念した決定版『エルヴィス・バック・イン・ナッシュヴィル』

『エルヴィス・バック・イン・ナッシュヴィル』には、エルヴィスとミュージシャンがスタジオ内で生演奏しながら、のちに発売するための主要楽曲やパフォーマンスを録音している姿をとらえた82曲のオリジナル録音が手付かずの状態で収録されている。これらの貴重なセッションは、エルヴィス最後のナッシュヴィル録音を時系列でとらえている。1971年のナッシュヴィルにおけるスタジオ録音の一部は、オーケストラやヴォーカルのオーヴァーダブを施したものが季節商品の『初めてのクリスマス(Elvis Sings the Wonderful World of Christmas)』(1971年)、グラミー賞を受賞したゴスペル・アルバム『至上の愛(He Touched Me)』(1972年)、『エルヴィス・ナウ』(1972年)、『フール(Elvis)』(1973年)に収録された。前作『フロム・エルヴィス・イン・ナッシュヴィル』(2020年11月発売)と同様、『エルヴィス・バック・イン・ナッシュヴィル』はエルヴィス・プレスリーと彼のメインのバンドの、実際のセッションそのままの姿をとらえており、オーケストラのオーヴァーダブやヴォーカルは伴っていない。エルヴィスが1970年と1971年にナッシュヴィルで行ったセッションの主な違いは、1971年の録音にはバッキング・シンガーの声が入っているものが多いということ。したがって『エルヴィス・バック・イン・ナッシュヴィル』にはヴォーカルが増強されているものといないもの両方の楽曲が多種多様収録されることになる。

エルヴィスとミュージシャンたちが伝説的な1970年のマラソン・セッションで生み出した多数の素晴らしい録音は『フロム・エルヴィス・イン・ナッシュヴィル』で聴くことができるが、RCAとエルヴィスのスタッフは今回もタイトなバンド、年季の入ったスタジオ、慎重に選ばれたレパートリー、マイクを前にリラックスした自然体のエルヴィスという魅力的なコンビネーションを維持し、短い期間にできるだけ多くの音源を録音することにした。これらのセッションは、エルヴィスのその後のコンサート日程が増えていく中、この先スタジオで過ごせる時間が限られることを見越し、1年分くらいの新曲を生み出すというのが目標だった。RCAとトム・パーカー大佐は、新たなクリスマス・アルバム、ゴスペル・アルバム、ポップ・アルバムに加え「夏と秋にリリースするためのニュー・シングルを数曲」欲しいとエルヴィスに伝えた。それに従い、エルヴィスの音楽コーディネーター兼プロデューサーのフェルトン・ジャーヴィスが、1971年3月15日からまる1週間分昼夜にわたるセッションを予約し、前年に起用したのと同じメンバーのバンドを連れてきた。

エルヴィスが1970年にナッシュヴィルにレコーディングの為に戻ったことは貴重だった。メンフィス録音やステージへの復帰の直後に行われたこれらのセッションは、単にカムバックを維持させる以上の効果があった。これらのセッションによりエルヴィスは素晴らしい新リズム・セクションを知ることとなり、エルヴィスは素晴らしくかつ新しいサウンドを与えられたのだ。ベーシストのノーバート・パットナム、ドラマーのジェリー・キャリガン、ピアニストのデヴィッド・ブリッグスは60年代に、R&Bに影響を受けたスタイルをアラバマ州マッスルショールズのF.A.M.E.スタジオからナッシュヴィルでのセッション・ワークに移植し、カントリー・ミュージックのリズムの変化に寄与していた。プロデューサーのフェルトン・ジャーヴィスのもと引き合わされたエルヴィス、マッスルショールズの青年たち、セッションギタリストのチップ・ヤング、あらゆる音楽をこなすチャーリー・マッコイ、そしてエルヴィスのバンドのリーダー、ジェームス・バートンは、後年に評価を得ることとなる『エルヴィス・カントリー』を共に作り出した。そのプロセスの中で得たカントリー・ソウルのテンプレートを、エルヴィスは晩年たびたび踏襲することになる。

音楽評論家のデイヴ・マーシュはかつて、あの称賛をもってしても「エルヴィス・プレスリーはおそらく史上最も過小評価されたシンガーの1人だった」と記したことがある。オーヴァーダブを廃した『エルヴィス・バック・イン・ナッシュヴィル』は、エルヴィスのキャリアの中でも有数の説得力の強さを持った歌声を露わにする。

<収録内容>
ディスク1:「ザ・カントリー/フォーク・サイド」(イワン・マッコール、ゴードン・ライトフット、クリス・クリストファーソン、バフィー・セントメリー、ボブ・ディランによる楽曲がフィーチャーされた、エルヴィスの未実現に終わったプロジェクト)、「ザ・ピアノ・レコーディングズ」(エルヴィスが生声でアイヴォリー・ジョー・ハンターの曲を自身のピアノ弾き語りで歌うもの)、「ザ・ポップ・サイド」(「パドレ」、「恋は愚かというけれど[Fools Rush In Where Angels Fear To Tread]」、「マイ・ウェイ」、「アイム・リーヴィン」)の4パートに分類された計18曲を収録。

ディスク2:「ザ・レリジャス・サイド」(クラシックおよびコンテンポラリー・ゴスペル)と「ザ・クリスマス・サイド」(ホリデイ・シーズンの宗教および世俗音楽)に分類された計25曲を収録。

ディスク3:「ジョニー・B・グッド」や「レディ・マドンナ」の即興パフォーマンス、ボブ・ディランの「くよくよするなよ[Don't Think Twice, It's Alright]」の壮大なテイク、「ひとりぼっちの夜[Help Me Make It Through The Night]」、「朝の雨[Early Morning Rain]」の新鮮な解釈など、ディスク1のカントリー・ポップのレパートリーにロックンロールの風味を加えた計19曲を収録。

ディスク4:「ザ・レリジャス・アウトテイクス」と「ザ・クリスマス・アウトテイクス」の計20曲を収録。

(メーカー・インフォメーションより)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. The First Time Ever I Saw Your Face – Takes 11-12
  • 02. Amazing Grace
  • 03. Early Mornin' Rain
  • 04. (That's What You Get) For Lovin' Me
  • 05. Help Me Make It Through The Night
  • 06. Until It's Time For You To Go
  • 07. Don't Think Twice, It's All Right – (unedited version)
  • 08. It's Still Here
  • 09. I'll Take You Home Again Kathleen
  • 10. I Will Be True
  • 11. Padre
  • 12. Fools Rush In (Where Angels Fear To Tread)
  • 13. My Way Takes 2-3 (Master)
  • 14. I'm Leavin'
  • 15. It's Only Love
  • 16. We Can Make The Morning
  • 17. Love Me, Love The Life I Lead
  • 18. Until It's Time For You To Go – Remake

ディスク   2

  • 01. He Touched Me
  • 02. I've Got Confidence
  • 03. Seeing Is Believing
  • 04. He Is My Everything
  • 05. Bosom Of Abraham
  • 06. An Evening Prayer
  • 07. Lead Me, Guide Me
  • 08. There Is No God But God
  • 09. A Thing Called Love
  • 10. I, John
  • 11. Reach Out To Jesus.
  • 12. Put Your Hand In The Hand.
  • 13. Miracle Of The Rosary
  • 14. O Come, All Ye Faithful
  • 15. The First Noel
  • 16. On A Snowy Christmas Night
  • 17. Winter Wonderland
  • 18. The Wonderful World Of Christmas
  • 19. It Won't Seem Like Christmas (Without You)
  • 20. I'll Be Home On Christmas Day
  • 21. If I Get Home On Christmas Day
  • 22. Holly Leaves And Christmas Trees
  • 23. Merry Christmas Baby (unedited)
  • 24. Silver Bells
  • 25. I'll Be Home On Christmas Day (remake)

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Elvis Presley

ロックンロールの黎明期を彩ったエルヴィスの名ロックンロール・チューンにおける爆発的なエネルギー、そして名バラード曲における甘さとほろ苦さを併せ持った何とも言えない情感、といったものは現在の耳で聴いても瑞々しさをいささかも失っていない。エルヴィス・プレスリーは20世紀を代表するポピュラー・シンガーであり、今後もその愛すべきキャラクターとともに彼の歌は聴き継がれていくに違いない。

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