『マックラッケン＆ウォーフィールド、オペラ・デュエット集』、『マックラッケン、オペラ・アリア集』

ジェイムズ・マックラッケン＆サンドラ・ウォーフィールド／愛と情熱の二重唱
初回限定盤

夫婦だからこそ表現できる愛のデュエット
ジェイムズ・マックラッケン[1925-1988]はアメリカのテノール。少年時代は教会の聖歌隊で歌い、第二次世界大戦時は米海軍に従事しています。コロンビア大学で音楽を学び、学生中の1952年にプロ・デビューを果たしています。メトロポリタン歌劇場、ウィーン国立歌劇場を経て、チューリッヒ歌劇場で大きな成功をおさめ、1963年からはメトの主要なテノール歌手となり、素晴らしい歌唱を聴かせました。
　かたや、アメリカのメゾ・ソプラノ、サンドラ・ウォーフィールド[1921-2009]はカンザスシティ音楽院（後にカンザスシティ大学の一部門となった）で学び、ロサンジェスルでデビュー。その時の演目はシュトラウスの『こうもり』で彼女はオルロフスキーを歌いました。その後メトに登場し、大人気を得たのです。姓であるウォーフィールドは最初の夫のものであり、彼女は芸名として採用していましたが、実際には1953年にマックラッケンと結婚し、この美しい二重奏を録音しました。（ユニバーサルＩＭＳ）

【収録情報】
・サン＝サーンス：歌劇『サムソンとデリラ』〜あなたの神様よりも
・ヴェルディ：歌劇『オテロ』〜暗い夜の深まりに
・ビゼー：歌劇『カルメン』〜敬意を表して踊ります
・ヴェルディ：歌劇『アイーダ』〜ラダメスをここへ

　ジェイムズ・マックラッケン（テノール）
　サンドラ・ウォーフィールド（メゾ・ソプラノ）
　コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
　エドワード・ダウンズ（指揮）
　録音：1964年、ロンドン

・ヴェルディ：歌劇『トロヴァトーレ』〜ああ、美しい人
・ヴェルディ：歌劇『運命の力』〜不幸な者にとって生きていることは地獄だ
・ヴェルディ：歌劇『オテロ』〜私を恐れるな
・プッチーニ：歌劇『西部の娘』〜Una parola sola
・ワーグナー：楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』〜朝はバラ色に輝きて
・ワーグナー：歌劇『タンホイザー』〜ヴォルフラムよ聞け！

　ジェイムズ・マックラッケン（テノール）
　ウィーン・オペラ管弦楽団
　ディートフリート・バーネット（指揮）
　録音：1965年　ウィーン、ゾフィエンザール