オッテンザマーと息子たち
アンドレアス、ダニエル&エルンスト・オッテンザマー
親子2代に渡って受け継がれるウィーン伝統の音色!
現在名門ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席クラリネット奏者を務めるエルンスト・オッテンザマー、その二人の息子たちもやはり、音楽の道を選び、父と同じクラリネットを学び成長しました。長男ダニエルは2009年度よりウィーン・フィルに入団、この名門管弦楽団で親子2代の共演も実現することなりました。次男アンドレアスはピアノ演奏でも秀でた才能を示し、コンクールの優勝暦もあり、現在ウィーン国立音大でヒンドラー教授の下研鑽を重ねています。二人ともウィーン式のクラリネットを学び、名手の父の奏でる、伝統の音色を次世代に伝える若きホープであることは間違いありません。
このアンサンブルは父エルンストが息子たちと演奏する喜びを伝えるアルバムであり、家庭的な温かさを伝えるアンサンブルが聴きものです。(クリストン)
・J.F.フンメル:3つのクラリネットのための三重奏曲
・ドルシェツキー:三重奏曲
・モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ・ディヴェルティメントより
・プリンツ:スケルツォ・ファンタスティック
・デニソフ:2つの小品
・プロイ:花屋の娘
・ヨハン・シュトラウス2世:こうもり三重奏
エルンスト・オッテンザマー(クラリネット&バセットホルン)
ダニエル・オッテンザマー(クラリネット&バセットホルン)
アンドレアス・オッテンザマー(クラリネット&バセットホルン)
録音:2008年5月7-8日、岐阜・クララザールにて
DSDレコーディング
SACD Hybrid
2ch HQ (CD STEREO/ SACD STEREO)
ウィーン・フィル首席のオッテンザマーとその息子たちによるトリオ。家長が低音域のバセットで睨みを利かせている。ふくよかな音色と音楽の作りが自然に統一され、実にインティメイトな味わいをもたらす。ことにオペラのナンバーは水を得た魚のよう。(教)(CDジャーナル データベースより)