CD 輸入盤

マイスキー&アルゲリッチ/京都ライヴ2000

Chopin / Franck / Debussy

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
471346
組み枚数
:
1
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

マイスキー&アルゲリッチ/京都ライヴ 

2000年11月9日、10日デジタル録音。クレーメルを含んだトリオでのチャイコフスキーに続く、日本でのライヴを収めたアルバム。今までに25年もの間デュオを組み、幾つもの名演、名盤を作り上げてきたこのコンビ、ここでは今までにも得意としてきたフランクとドビュッシーに加え、ショパンの『ソナタ』と、アンコールに演奏された『序奏と華麗なるポロネーズ』を収録。
 フランクはアルゲリッチ自身、原曲のヴァイオリンのみならず様々な楽器の奏者との共演を何度となく行い、当のマイスキーとも2度目の録音。全体的に遅めのテンポでルバートなどを多様、大振りで魅力的な演奏。特にフランクやドビュッシーではどうしてもチェロに重心が片寄る傾向がありますが、さすが気心の知れた巨匠同士の演奏は「二重奏」の魅力を最大限に引き出した演奏で、唸り声をあげながらの気迫に満ちた、高いテンションのパフォーマンスは、この2人のライヴならではのものです。

・ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 作品65
・フランク:チェロ・ソナタ(ヴァイオリン・ソナタ イ長調の編曲版)
・ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
・ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ op.3

 ミッシャ・マイスキー(チェロ)
 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)

 ライヴ録音:2000年11月10日 京都コンサートホール[デジタル]

収録曲   

  • 01. 拍手
  • 02. チェロ・ソナタ・ト短調
  • 03. チェロ・ソナタ・イ長調
  • 04. チェロ・ソナタ・ニ短調
  • 05. 序奏と華麗なポロネーズ・ハ長調
  • 06. 序奏と華麗なポロネーズ・ハ長調

総合評価

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投稿日:2015/10/01 (木)

2000年の日本でのライブ録音。 フランクのソナタが特に素晴らしい。チェロとピアノがお互い一瞬の隙もなく切り込み合う第2楽章はこの二人だからこそ出来るのだろう。 お互いが最高の演奏を引き出しあっているようだ。 マイスキイのチェロはなんとも言えない独特の響きがしている。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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投稿日:2011/11/12 (土)

2000年マイスキー52歳、アルゲリッチ59歳の時の日本ライブ録音であります。本盤CDの解説メモには当時のマイスキーの奥さんが夫君とアルゲリッチ両名のライブ録音前後の様子を伝えておりそれまで四半世紀に近い共演関係での今回演奏との結びつきなど・・・意思疎通を有した盟友関係とでも言うのでしょうか・・・も語られており興味深いですね。さてショパンのチェロ・ソナタ(演奏タイム@15’03A5’03B3’55C5’37・・・拍手除く→以下各曲最終楽章タイム同様)は第1楽章が過半を占める曲・・・しかも初演時はこの楽章がカットされたらしいです・・・でピアノとチェロが自在創意を溌剌に表現するのですがショパン作品故なのかアルゲリッチ故なのかどうしてもピアノの攻勢場面が目立ちチェロが思わず対応しているのかなとも感じない事もありませんでした。内部ロマンへの胎動が両奏者のアゴーギグ、ルバート、ディナミークを交えた技巧が輪をかけた様で双方刺激に高まって行く感興は正直この楽章だけでも聴き応え充分です。第2楽章はニ短調・ニ長調の簡潔な対比をチェロが朗々と歌います。ノクターン的第3楽章を経て最終楽章では再び縦横無尽なピアノが出ますが最後はチェロ・ピアノ共に堂々の力強い〆であります。この作品演奏自体私はそんなに他演奏を聴いてはいないのですがチェロ・ソナタとして若干頭でっかちではありますがもっといろいろ演奏が出て来ても・・・と思った演奏でした。続くフランク チェロ・ソナタ(同@6’27A8’12B7’22C5’34)と,ドビュッシー チェロ・ソナタ(同@4’55A3’38B3’15)はこの両者共演での演奏がすでにありそれは1981年録音のフランク チェロ・ソナタ(同@6’14A8’06B7’27C5’35)及びドビュッシー チェロ・ソナタ(同@4’29A〜B6’38)であります。マイスキーは特にフランクの方が気に入りでこれらの他にも録音がなされている様ですね。周知の如くフランクの方はヴァイオリニストであるイザイに献呈された元々ヴァイオリン・ソナタで本盤演奏(と1981年演奏も)タイム的には普通のペース。チェロの低い音域・音色がフランクの例の循環形式で繰り返される楽章間でもバランスとれた作品です。第1楽章の印象的な基本テーマが続く楽章で手を変え品を変え現れ特に第3楽章でのチェロの底深い音色が叙情的に時には高揚して流石何回も演奏しているだけあるなと思いました。最終楽章は親しみ易いカノンロンドから先の基本テーマをおさらいしつつ分り易く力強く曲は閉じられます。原典がヴァイオリンであっても実にチェロをハンディに扱ったマイスキーでありました。ドビュツシーの方は大変内省的というか技術より精神面が難しい作品で第2楽章など弦ピツィカートとピアノスタッカートが何か不思議な雰囲気を醸し出しモダンというか抽象的ではありますが切れ目無く入る最終楽章での活発化とバシッと決める〆で気が引き締まりました。アンコールのショパン 序奏&ポロネーズ(同@3’02A5’24)はピアノ序奏からロマン息吹溢れるメロディチェロに継がれ後半のポロネーズは親しみ易くアンコールに相応しい本コンサートの閉幕で会場万来の拍手歓声も続きます。ライブ特有のテンションの高まりに最高ランクで満足しました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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投稿日:2011/08/05 (金)

ショパン最晩年の大作で難曲のチェロ・ソナタが素晴らしい。アルゲリッチは以前ロストロポーヴィチとも録音しているが、マイスキーのチェロの方が合っているように思う。

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