ベストアルバムとしては色々と適当な作り。例えばアルバムBOUNCEから１曲も入ってなかったり、 LAY YOUR HANDS ON MEが最初も最後もカットされた短縮エディットバージョンだったり、ディスク２の９〜１０の流れがアルバムTHESE DAYSそのまんまだったり。 初心者にはいいだろうけどファンやマニアにとったら失笑。日本のファンに選曲させた方がずっとよかった。 とは言っても新曲が４曲も入ってるのでファンは仕方なく買わなきゃならない１枚。 あと輸入盤はWho Says You Can’t Go Homeがジェニファーネトルズとのデュエットバージョンなので、ファンは輸入盤買った方がいいです。なんで国内盤は差し替えるかね。

2020年という年がどういう年だったかを表現したアルバム。 なのでコロナ禍の曲だったり、黒人差別だったり、銃乱射事件だったり、アメリカが抱える具体的な歌詞が多い。 キャッチーで覚えやすい曲は２くらいなので、ファン以外が聴くとけっこうきついアルバム。

最初に聴いた時はあまりに地味で暗くそれまでのボン・ジョヴィとの違いにがっかりしたもんですが、このアルバムは聴いていく内にその完成度の高さにどんどんハマっていき、今はとても大好きなアルバムです。音質の良さも特筆すべき点ですね。

このアルバムは最近のボン・ジョヴィではかなりの傑作だと思います。「New Jersey」や「Slippery When Wet」の頃がボン・ジョヴィの頂点だと思いますが、これはこれで本当に素晴らしいし、名盤です。「Pictures Of You」、「Thick As Thieves」、「Beautiful World」等々良い曲が多いです。

このバンドの最高到達点！大ヒットシングルが続々生まれ、ライヴは何時も盛況！個人的にはこの作品以前の作品の方が、産業ロックと呼ばれても好きである！『スリップリー・ウェン・ウェット』が最高かな！これ以降のボンジョビは、スタジアムバンドとしての更なる成功を収めるが、突出した作品はないのが残念である！

ついにリッチー・サンボラが脱退してしまいました・・・この影響はすくなからずアルバムの出来に表れている様で、ボンジョヴィのアルバムの中では、かなり落ち着いた雰囲気の作品です。詞やメロディは相変わらずのクオリティと思いますが、音の中に寂しさが窺える気がするのは私だけでしょうか？

選曲は無難だし、特にファンでなくても聴けるベスト盤なのは間違いないと思います。ただ、ファンとしてこのアルバムでどうしても許し難いのが「Lay Your Hands On Me」のエディット・ヴァージョンを収録した点ですね。イントロはしょうがないにしてもギターソロのカットは如何なものかと。個人的には「Who Says You Can’t Go Home」なんていらないから「Lay Your Hands On Me」をフルに入れてくれよって感じです。新曲はとても良かったです。

Bon Joviの曲で一番好きな「Wanted Dead Or Alive」、誰もが知っている「Livin’ On A Prayer」、意外に感動的な「Without Love」等々、名曲しかないアルバム。当然大ヒットしますよね。「Social Disease」のギターソロも本当にカッコ良い。ただこの曲のイントロのせいで大きい音量で聴く時少々困ります(苦笑)

ボン・ジョヴィの3rdアルバムにして、世界的モンスターバンドへと駆け上がるきっかけとなった大ヒットアルバム。2曲目、3曲目はボン・ジョヴィを知らない方でも一度は耳にしたことがあるでしょう。大音量で聴いていると、4曲目の喘ぎ声で恥ずかしい思いをします（笑）

アルバム単位で熱心に聴いていたのは、このアルバムまでかなぁ？次作からは、この曲は好きだけど他の曲は…というアルバムが多いので。大人の階段を一つ登った印象を受けるアルバムです。