未出版のイタリア・バロック・カンタータ集　ジュリエット・ド・バーンズ・ガルドンヌ、ブリュノ・コクセ、パオロ・コルシ、エマヌエーレ・フォルニ

名手ブリュノ・コクセも参加！
注目の歌手ガルドンヌが歌う未出版のイタリア・バロック・カンタータ集

パドヴァのアントニアーナ図書館には、「カンターテ・アッラ・ヴィルトゥ・デッラ・シニョーラ・マリア・ピニャテッリ（Cantate alla virtu della Signora Maria Pignatelli）」と呼ばれる写本が所蔵されています。18世紀初頭のカンツォーニエーレには、1700年前後のイタリアの偉大な芸術の中心地にいたローマと教皇国（ボローニャ、フェラーラ、ラヴェンナ）、ミラノ公国、ナポリ、シチリア王国、ヴェネツィアなど、17人の作曲家による48の世俗的なカンタータがあります。この未出版のイタリア・バロックのカンタータを収録したのが当アルバムで、カルロ・モンツァ[1685-1739]、フランチェスコ・ガスパリーニ[1661-1727]、ジュゼッペ・ポルジーレ[1680-1750]、フランチェスコ・マンチーニ[1661-1737]、アレッサンドロ・スカルラッティ[1660-1725]の作品を収録しております。フランス期待のガルドンヌ独唱、古楽界屈指の名手ブリュノ・コクセと実力派の演奏家が当時の世界を蘇らせます。（写真©Juliette de Banes Gardonne）（輸入元情報）

【収録情報】
● モンツァ：『愛以上のものを求めて』
● ガスパリーニ：『そして、私にできることは』
● ポルジーレ：『不幸なアリアドネ』
● マンチーニ：『Non voglio piu catene』
● A.スカルラッティ：『Lontananza non risana』
● ポルジーレ：『Ch'io t'adori o mia Clori』
● ポルジーレ：『Necessita di fato』
● マンチーニ：『Va sospirando il core』
● A.スカルラッティ：『Ch'io da te mi divida』

　ジュリエット・ド・バーンズ・ガルドンヌ（メゾ・ソプラノ）
　ブリュノ・コクセ（チェロ）
　パオロ・コルシ（チェンバロ）
　エマヌエーレ・フォルニ（テオルボ）

　録音時期：2019年8月
　録音場所：フランス、ヴェズレー
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）
　ディジパック仕様