『ジョセフ・ルルー、フランス語オペラ・アリア集』、『ラファエル・アリエ、ロシア・オペラ・アリア集』

ジョセフ・ルルー／フランス語オペラを歌う＆ラファエル・アリエ／ロシア・オペラを歌う
初回限定盤

艶と深みのある声が魅力的
ジョセフ・ルルー[1929-]はフランス系カナダのバス歌手です。ケベックで生まれ、モントリオールで学んだ後、更に研鑽を積むべくイタリア、ミラノに行きました。ケベック国立歌劇場では小さな役を歌いましたが、本当のデビューは1955年、ニューオリンズ歌劇場での『ボエーム』でした。1956年には『ドン・カルロス』のフェリペ２世を歌い、これを持ち役をしました。艶と深みのある声が魅力的です。
　ラファエル・アリエ[1922-1988]はブルガリアのバス。最初はヴァイオリンを学びましたが、歌手としての資質が認められ、声楽を学び、1939年にソフィアでコンサート・デビューを果たしています。ドイツ、フランス、北米で歌いましたが、結局メトで歌う機会には恵まれませんでした。（ユニバーサルＩＭＳ）

【収録情報】
・ヴェルディ：歌劇『ドン・カルロス』〜Elle ne m'aime pas
・ヴェルディ：歌劇『シチリア島の夕べの祈り』〜O mon pays
・グノー：歌劇『ファウスト』〜眠ったふりをせずに
・マスネ：歌劇『エロディア』〜Dors O cite perverse
・マイアベーア：歌劇『ユグノー教徒』〜Volontiers un vieil air Huguenot
・ビゼー：歌劇『美しきパースの娘』〜Quand la flamme de l'amour
・マスネ：歌劇『ノートルダムの曲芸師』〜La vierge entend
・トマ：歌劇『ル・シッド』〜Je comprends que la belle aime la militaire

　ジョゼフ・ルルー（バス）
　コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
　ジョン・マシソン（指揮）
　録音：1973年9月、ロンドン

・ムソルグスキー：歌劇『ボリス・ゴドゥノフ』〜Dostig ya vyshey vlasti／Kak vo gorodye bylo vo Kazane
・ルビンシテイン：歌劇『デーモン』〜Ja tot／katoramu vnimala
・ボロディン：歌劇『イーゴリ公』〜Greshno tait ya skuki ne lyublyu
・リムスキー＝コルサコフ：歌劇『サトコ』〜Song of the Viking Guest
・グリンカ：歌劇『皇帝に捧げた命』〜Chuyut pravdu

　ラファエル・アリエ（バス）
　パリ音楽院管弦楽団
　アルベルト・エレーデ（指揮）
　録音：1953年6月、パリ