アニマルコレクティブの作品で一番お気に入りのアルバムです。サイケデリックポップかつ呪術的で神秘的なサウンドがとにかく癖になります。すべての曲が最高！

'12年発表｡3年振り10作目のｵﾘｼﾞﾅﾙ･ｱﾙﾊﾞﾑ｡前作には不参加だったﾒﾝﾊﾞｰのﾃﾞｨｰｹﾝが復帰､ﾋﾞｰﾁｳｯﾄﾞ･ｽﾊﾟｰｸｽのﾒﾝﾊﾞｰなどもﾚｺｰﾃﾞｨﾝｸﾞに参加している｡Pro.は前作に引き続きﾍﾞﾝ･ｱﾚﾝとﾊﾞﾝﾄﾞが担当､相変わらずぶっ飛んでます｡この人たちにはﾌｫｰﾏｯﾄとかｺﾝｾﾌﾟﾄなんてものは感じません｡爆裂するｴﾅｼﾞｰをﾌﾘｰｽﾀｲﾙで放出し､その中で新しい発見をするような｡無邪気なのに､最終的にﾎﾟｯﾌﾟな所で着地する､その力量に感心します｡既存のﾎﾟｯﾌﾟｽやﾛｯｸに飽き飽きしている人はもう絶対手に取るべし｡ﾑｶﾃﾞがうようよ動いてるような奇妙なﾋﾞｰﾄが最高!

前衛的でポップで良いですね。なんだか暗い森の中でわいわい騒いでる光景が。よりダンスミュージックに近づいた事で更に魅力を発揮している。マストな作品です。これをフジロックでも見せてくれたらな〜。ありゃ退屈にもほどがあるステージだった。

エレクトロニカをふんだんに使った表現は確かに楽しくもキラキラしていていいけど、手放しで拍手するほどのものじゃない。フレイミングリップスの方が表現方法は圧倒的に上だし、よりサイケ。ポップミュージックにたいして興味を持てない俺にはこの作品は正直稚拙かな。ただ、このユーモアと楽曲構成力はたいしたものです。

初めてのAnimal Collective ！寝れる寸前、あの睡眠に辿り着ける寸前のあの時に聴く時ホント気持ち良い。 ポップだがアヴァンギャルド。

ジャケットがステキです！！！ずっとみていると動いてるようにも見えます！ 聴き始めたらしばらくはリピート再生してしまうでしょう。とてもPopな作品です。

'09年発表｡ﾒﾝﾊﾞｰがそれぞれ別に拠点を構えるというﾕﾆｰｸなｽﾀｲﾙで活動してきた米国のｸﾞﾙｰﾌﾟの9枚目にあたる新作｡ﾃｸﾉﾛｼﾞｰを駆使した特異なﾌﾟﾛﾀﾞｸｼｮﾝと明るいﾎﾞｰｶﾙのﾒﾛﾃﾞｨの組み合わせが､ﾎﾟｯﾌﾟでありながら､ｼｭｰﾙな音響空間を生んでいる｡

白昼夢、白日夢。 誰に合わせるでもなく、どこに合わせるでもない、浮遊する間隔がこの上なく長く地面を忘れてしまいそう。 光も通さない深海で戯れる魚のようでいて、光を浴びている羊の群像。 軸の感覚が希薄になり、限り無い透明になるとき。 ザワザワとし蠢く色彩美が眼前を覆いつくし、火を囲み生い茂る緑地とシンクロする。過剰なまでの自然体から繰り出される揺れる瞳孔。 手のひらから見える自然 腰が折れ曲がった老人の心、無邪気に遊ぶ子供、全てが一つの丸い物体。 空は晴天の催し。

HOSTESSはいったいいつになったら国内盤を出してくれるのだろうか？

このウネウネうねるジャケ。こんなの初めて！永久に動き蠢きうねり波打ちウェイヴし躍動しもんどりうち起伏し回転し続けるのだ！凄いのであり、こういうアイデアを兼ね備えた人達の創る音楽は期待通りの出来栄えである事は言うまでも無い。音の渦巻き重なりスピード交差奥行き立体、天空時空相対絶対、強烈なねじれ飛行感覚もう何でも有り好きにして笑っちゃうよ、等のディテイルが把握できる大音量かヘッドフォンでの聴収が良いかと思う。しばしこのCDを所有する喜びに浸りたい。INCREDIBLE!RESPECTABLE！GREATFUL!