CD 輸入盤

ヨゼフ・カイルベルト&ケルン放送交響楽団 初出スタジオ録音集 1952〜1963 ベートーヴェン:交響曲第9番、シューマン:交響曲第4番、他(4CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SSS0245
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


カイルベルト&ケルン放送響、完全初出スタジオ録音。
スタジオ録音を遺さなかった『第九』を含む、これぞドイツ魂の精華!


巨匠カイルベルトの完全初出スタジオ録音。密接な関係を築いたケルン放送響との名演集です。モーツァルトはぶっきらぼうなまでの快速テンポで、感傷を排した徹底ぶりの凄まじい演奏。第30番と第40番はカイルベルトが偏愛した曲です。さらにケルン放送響の名手をソロに迎えた協奏交響曲もご馳走です。シューマンの第4番はプラハ・ドイツ響とのSP録音しかないので、この演奏は歓迎されましょう。幻想的な雰囲気よりも絶対音楽としての実在感たっぷりの演奏。フィナーレなど徒なテンポアップをせずに音が、そして響きが分厚く迫ってくるのが如何にもカイルベルト節です。
 ベートーヴェンは第4番と第9番を収録。第4番は妙に若ぶらずに堂々たる大交響曲として押し通します。正規録音を遺さなかった『第九』のとゴツゴツとした肌触りと、ティンパニの豪打、そして推進力はタイミングよりも早さを感じる程です。豪華なソリストの歌唱。そして合唱団の素晴らしさには満点を与えたくなります。
 当時一般的な人気の低かった「ブル6」の値打ちを認めて紹介に努めたのがカイルベルトで、ベルリン・フィルとスタジオ録音を遺しておりますが、当ライヴとほぼ同時期ながらケルン放送響の方が巌のような印象で野人ブルックナーを全面にだした秀演。考えてみると1908年生まれ(カラヤン、朝比奈と同年)のカイルベルトは40歳代から50歳代だった訳で、それなのに、この円熟振り。つくづく当今の演奏家は幼いスタイルが多いように思います。
 モノラルながら元々が名録音な上にディルク・フランケンの丁寧な復刻により万全の音質です。ライナーノート付(英訳あり)。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1

1. モーツァルト:交響曲第30番ニ長調 K.202/186b
2. モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調 K.297b (Anh.C14.01)
3. モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550

Disc2
4. ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 Op.60
5. シューマン:交響曲第4番ニ短調 Op.120

Disc3
6. ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』

Disc4
7. ブルックナー:交響曲第6番イ長調 WAB106

 ヴィルヘルム・マイヤー(オーボエ:2)
 パウル・ブレシャー(クラリネット:2)
 ゲアハルト・ブルダック(ホルン:2)
 カール・ヴァイス(ファゴット:2)
 ヴィルマ・リップ(ソプラノ:6)
 ルクレツィア・ウェスト(アルト:6)
 エルンスト・ヘフリガー(テノール:6)
 ゴットロブ・フリック(バス:6)
 ケルン放送合唱団(6)
 ヘルベルト・シェルヌス(合唱指揮:6)

 ケルン放送交響楽団
 ヨゼフ・カイルベルト(指揮)

 録音時期:1957年9月14日(1-3)、1958年12月8日(4)、1952年6月6日(5)、1963年6月28日(6)、1963年頃(7)
 録音場所:ケルン放送、クラウス・フォン・ビスマルクザール
 録音方式:モノラル(放送用セッション)

ユーザーレビュー

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コロナ禍真っ只中の2020年年末、思いも...

投稿日:2020/12/30 (水)

コロナ禍真っ只中の2020年年末、思いもよらぬお宝音源が登場しました!カイルベルト先生とドイツ名門オーケストラの共演によるベートーヴェンの第九!これまでN響とのライブ音源のみでしたが、いかにもドイツ魂溢れる往年の大巨匠らしく、ゴツゴツしたオーケストラサウンド!トランペットの強奏、ティンパニーも随所に大暴れしてくれます! 我が偏愛曲ブルックナーの6番も最高!冒頭からホルンの野太い咆哮に惚れ惚れとします!ゆったりとしたテンポで重厚に奏でられる終楽章、曲の評価を一変させる、圧倒的な名盤が登場しました!

boss さん | 長野県 | 不明

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