CD 輸入盤

ミトロプーロス/マエストロ(10CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
231755
組み枚数
:
10
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ミトロプーロス/マエストロ(10CD)

珍編曲に大爆笑(?)の『ショピニアーナ』や、名高い弾き振り(!)プロコフィエフ第3協奏曲など、ライヴからSP時代の録音まで大量に集めた興味深いセット。オーケストラはニューヨーク・フィル、NBC交響楽団、フィラデルフィア・ロビン・フッド・デル管弦楽団、ミネアポリス交響楽団で、ソリストは、ルービンシュタイン、スターン、シゲティ、ミトロプーロスとなっています。 

【収録情報】
CD1
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番 ミトロプーロス(p)、NBC響 1945年12月
バッハ:幻想曲とフーガ BWV 542 ミネアポリス響 1942年4月6日
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ルービンシュタイン(p)、ニューヨーク・フィル 1951年

CD2
メンデルスゾーン:交響曲第3番『スコットランド』 ミネアポリス響 1941年12月6日
メンデルスゾーン:カプリッチョ・ブリランテ グロードン(p)、ミネアポリス響 1940年1月10日
シューマン:交響曲第3番『ライン』 ミネアポリス響 1947年1月20日

CD3
フランク:交響曲ニ短調 ミネアポリス響 1940年1月8日
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番 ルービンシュタイン(p)、ニューヨーク・フィル 1952年
ラロ:『イスの王様』より序曲 ミネアポリス響 1945年3月2日

CD4
ショーソン:交響曲変ホ長調 ミネアポリス響 1939年
マスネ:アルザスの風景 ミネアポリス響 1946年3月11日

CD5
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 ルービンシュタイン(p)、ミネアポリス響 1947年11月16日
チャイコフスキー:交響曲第2番『ウクライナ』 ミネアポリス響 1946年3月10&11日

CD6
ボロディン:交響曲第2番 ミネアポリス響 1941年12月7日
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 スターン(vn)、ニューヨーク・フィル 1951年3月4日
グラズノフ:ギリシャの3つの主題による序曲第1番 ミネアポリス響 1942年4月6日

CD7
ラフマニノフ:交響曲第2番 ミネアポリス響 1947年1月1&20日
ラフマニノフ:交響詩『死の島』 ミネアポリス響 1945年3月2日

CD8
ショパン(ロガール=レヴィツキ):ショピニアーナ(英雄ポロネーズ、ほか)
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 ミトロプーロス(p)、 フィラデルフィア・ロビン・フッド・デル管弦楽団 1946年7月26日
プロコフィエフ:交響曲第1番『古典』 ミネアポリス響 1940年12月7日

CD9
マーラー:交響曲第1番『巨人』 ミネアポリス響 1940年11月4日
ラヴェル:クープランの墓 ミネアポリス響 1941年12月6日

CD10
ベルク:ヴァイオリン協奏曲 スターン(vn)、ミネアポリス響 1945年12月30日
ミヨー:屋根の上の牡牛 ミネアポリス響 1945年3月2日
クシェネク:ピアノ協奏曲第3番 ミネアポリス響 1948年12月

収録曲   

ディスク   1

  • 01. バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番 ミトロプーロス(P)、NBC響 1945年12月
  • 02. バッハ:幻想曲とフーガ BWV 542 ミネアポリス響 1942年4月6日
  • 03. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ルービンシュタイン(P)、ニューヨーク・フィル 1951年

ディスク   2

  • 01. メンデルスゾーン:交響曲第3番『スコットランド』 ミネアポリス響 1941年12月6日
  • 02. メンデルスゾーン:カプリッチョ・ブリランテ グロードン(P)、ミネアポリス響 1940年1月10日
  • 03. シューマン:交響曲第3番『ライン』 ミネアポリス響 1947年1月20日

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総合評価

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一番の魅力はなんといってもコストパフォー...

投稿日:2013/05/02 (木)

一番の魅力はなんといってもコストパフォーマンスでしょう。 千円とちょっとで、これだけ聴けるのだから、得した気分になります。 演奏も良く、ひとつ上げるならボロディンの交響曲第2番、これは名演奏。 ちなみにこの曲はCD6に収録されていますが、この6枚目がこのボックスで一番良い演奏が揃っています。 古い録音であるのである程度は仕方ないのですが、音が悪いのが残念。 メンブランは10枚組ボックス、他のは年代のわりに良いという物が多いですがね。

レインボー さん | 不明 | 不明

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ミネアポリス時代の1940年代の代表的音源が...

投稿日:2012/11/23 (金)

ミネアポリス時代の1940年代の代表的音源が中心だが、暗さと熱情、怜悧さと爆発といったミトロプーロスの二面性を伝える。マーラーの巨人やメンデルスゾーンの3番、シューマン2番などは後年のライヴの方に軍配が上がるが、貴重な音源であることには間違いない。一昔前は怪しいイタリアやギリシャのレーベルから大量の音源が出ていたが、今は版権を持つ大手が見向きしないせいか、多くが廃盤で、こうした古い録音を出し続けるこのレーベルには感謝している。

eroicka さん | 不明 | 不明

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このセットを聴き、まず思うのは、ミトロプ...

投稿日:2012/09/22 (土)

このセットを聴き、まず思うのは、ミトロプーロスは、矛盾のはらんだ人間であったということです。音楽に対して、激しく峻厳に向き合う姿勢でありながら、誰かのレビューでもありましたが、「彼の故郷のギリシャの地中海の温かく、喜びに満ちた明るい性質や気分があらわれている」、と書いてあったように、根底には明るみを帯びているということなのです。 時には、そうした明るさからくる激しさが、ブランデンブルク協奏曲の弾き振りの時に見せる、ピアノの荒っぽさになり、ミトロプーロスという人間の性格をあらわしています。(注:緊張していたのか、左手の低音域、通奏低音部分がひどく、ミスりまくりで曲になってない時もあります) これは、いつの時も積極的に音楽に取り組む姿勢であるといえます。ある意味、即興性をもつ演奏といえます。(僕は、実際、練習不足だっただろうということは臆測はしますが、そうした消極性は、彼自身にとってはとるに足らないものだったろうと思います) そうした意味で、この10枚セットを聴く意義は彼の「生き様」を聴くことにほかなりません。 その上で、その中で奇跡的な演奏がシューマンの『ライン』です。これは、西洋文化の理想的な均整なフォルムが「美」として結集されてるような奇跡的な演奏です。峻厳さだけではこんなことは起こりえません。チェリビダッケやシノーポリやハーディング(の『ライン』)では聴けないものです。 そして、もう一つ、マーラーの『巨人』(1940年録音ミネアポリス)も後年の演奏とは違い、クライマックスのリズムの爽快さはとても気持ちよいものです。 是非ミトロプーロスに興味のある方は値段が安く手頃なので、手にとって聴いてみてください。

eurythmia さん | 宮城県 | 不明

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