ボストン交響楽団の委嘱作品集 2016〜2017　アンドリス・ネルソンス＆ボストン交響楽団

アンドリス・ネルソンス／ボストン交響楽団の委嘱作品集

2011年、名指揮者ジェイムズ・レヴァインの代役としてボストン交響楽団を指揮、その後客演を重ねて2014年に楽団の音楽監督に就任したアンドリス・ネルソンス。このアルバムには、彼が就任してから1年以内に様々な作曲家に委嘱したという4つの作品が収録されています。
　ジョージ・ソンタキス[1951-]を除く3人の作曲家はボストン交響楽団が主宰する「Tanglewood Music Center(TMC）」の出身者であり、楽団との所縁も深い人たちです。バルトークの『青ひげ公の城』とブラームスの交響曲からインスパイアされたエリック・ネイサン[1983-]の作品、ギリシャ出身のソンタキスによるドラマティックな『ソネット』、過去作品との対話から生まれたというティモ・アンドレス[1985-]の『Everything Happens So Much』、カンディンスキーやモンドリアンなど5人の芸術家の作品からインスピレーションを受けたというショーン・シェパード[1979-]の「Express Abstractionism」は様々な楽器の組み合わせから生まれる音のブロックを並べて作り上げたもの。どの曲も個性的で、未来へ連なる先進性を持っています。（輸入元情報）

【収録情報】
1. ネイサン：the space of a door (2016)
2. ソンタキス：ソネット (2016)
3. アンドレス：あらゆることが起こる (2016)
4. シェバード：Express Abstractionism (2017)

　ボストン交響楽団
　ロバート・シーナ（イングリッシュ・ホルン：2）
　アンドリス・ネルソンス（指揮）

　録音時期：2016年2月11-13日（2）、2016年2月8,10-12日（1）、2016年2月15,17-19日（3）、2016年11月8-10日＆2018年2月8-10日（4）
　録音場所：ボストン、シンフォニー・ホール
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）