神様ゲーム ミステリーランド

麻耶雄嵩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062705769
ISBN 10 : 4062705761
フォーマット
出版社
発行年月
2005年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,279p

内容詳細

小学4年生の芳雄の住む神降市で、連続して残酷で意味ありげな猫殺害事件が発生。芳雄は同級生と犯人捜しを始める。そんな時、転校生の鈴木に「僕は神様なんだ。猫殺しの犯人も知っているよ」と明かされ…。

【著者紹介】
麻耶雄嵩 : 1969年三重県生まれ。京都大学工学部電気系学科卒。91年『翼ある闇―メルカトル鮎最後の事件』(講談社)でデビュー。京大ミステリ研出身

原マスミ : 1955年生まれ。千葉県出身。1982年にレコードデビュー。ライブ活動のほか、テレビ番組・CMのナレーションなど多方面で活躍している。ミュージシャン・画家・声優(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • へくとぱすかる さん

    神様が登場するという、ほとんどミステリとして掟破りなストーリー。にもかかわらず、きちんとミステリとして成立させているところが、さすがに新本格の一翼をになった作者だけのことはある。さて、神の言葉はどこか分析哲学のようで、このネタ元はひょっとして永井哲学だろうか? 一貫して子どもの世界を描いているのに、残酷すぎて救いがない結末。これは大人の小説にしておきたいと思うのだが。

  • 文庫フリーク@灯れ松明の火 さん

    先日読了した初の摩耶作品『隻眼の少女』レビューで「テーブル上に精緻なバランスで創った城を、テーブルクロスごとひっくり返す作品」と評したユーザーの方がいらした。この『神様ゲーム』は児童向けでもあるため、余計にぶち壊す余韻が強い。序盤の連続猟奇猫殺しはグロ以上に、退屈しのぎに降臨した小学四年の姿をした「神様・鈴木くん」を際立たせる。廃屋に手を入れ秘密基地とした浜田探偵団の5人。メンバー以外には場所すら教えない鉄の掟。その秘密基地・探偵団本部で親友の英樹が殺され、死体は裏庭の井戸に遺棄される。主人公のぼく→

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    神様その1。神様の天誅は本当に信じられるものなのか?。面白かったが、ミステリーランドなのに読後感が悪いのがちょっと難点。

  • ひろちゃん さん

    これは読みやすかったけど、いったいどういう小説なんだろう?明らかにすべての原因は僕は神様だとかいってる鈴木くんのような気がするけど、すべての謎ははっきりせぬまま……。鈴木くん何者?

  • かっぱねこ さん

    小中学生が読んだら衝撃的な内容だと思う。もし好きな子がそうなったら? ごく身近な人がかかわっていたら? 同級生に神様がいたら? 大人が読むには物足りないけれど、ラストの解釈のしかたなど、想像力をかきたてられる作品。哲学的な解釈か、「その人」を犯人として再推理を試みるか? 読者をもてあそぶ作者のいじわるな微笑みが見える気がする。なんて人が悪い…

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人物・団体紹介

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麻耶雄嵩

1969年三重県生まれ。京都大学工学部卒業。大学では推理小説研究会に所属。在学中の’91年、島田荘司、綾辻行人、法月綸太郎各氏の推薦を受け、『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビュー。2011年『隻眼の少女』で第64回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門、第11回本格ミステリ大賞をダブル受賞

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