性同一性障害のエスノグラフィ 性現象の社会学 質的社会研究シリーズ

鶴田幸恵

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863390157
ISBN 10 : 4863390157
フォーマット
出版社
発行年月
2009年10月
日本
追加情報
:
21cm,265p

内容詳細

目次 : 序章 目的・フィールドの概要・議論の前提/ 第1部「外見」以上のものを見る―「女/男であること」を見る(性別判断における外見を「見る」仕方/ 峻別されるべき二つの「見る」仕方―カテゴリーの「一瞥による判断」と「手がかりによる判断」/ 二つの「見る」仕方の混同がまねく終わりなき「女らしさ」の追求/ 性別カテゴリーの特異性が現れる「視界の秩序」)/ 第2部 成員資格としての「らしさ」―「正当」であるための基準(「心の性」を見る実践/ 「正当な当事者」とは誰か―性同一性障害であるための基準/ 女装者との差異を見出す―MtFTS/TGであるための基準/ 「金八」放送以降の知識の広まりは何をもたらしたか―“なんちゃって”ではないFtMであるための基準)/ 終章 ここまでのまとめとこれから・謝辞/ 付録 フィールドの動向とインタビュー調査対象者の全体像

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たっこ。 さん

    トランスジェンダーへのインタビューから、談話分析を行い思索を重ねる社会学者が、いろんなことを検討する比較的本格的な論文集ですが、パスすることに力がこもる前半が好きだった。個人的には黙ればパスするけど話せばすぐばれるMtFだし(高い声を出す努力皆無)、自分らしいことと、パスはなんか両立しにくい感じを持っていて、その辺の悩みを本を読みながら考察できたのがよかった。非当事者はこれをどう読むのだろう。

  • 空白 さん

    ずっと読みたかった本。インタビューの分析が細かく、丁寧だと思った。

  • pankashi さん

    今さら読んだ

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