QED 龍馬暗殺 講談社文庫

高田崇史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062756761
ISBN 10 : 4062756765
フォーマット
出版社
発行年月
2007年03月
日本
追加情報
:
15cm,530p

内容詳細

高知の山深く、平家の落人伝説が残る蝶ヶ谷村。土砂崩れで密室と化した村の一夜に起こる殺人と自殺。大学の後輩全家美鳥を訪ねてきた桑原崇と奈々たちも事件に巻き込まれるが、その最中、維新の英雄・坂本龍馬暗殺の黒幕を明かす手紙の存在を知る。因習に満ちた山村と幕末の京都を結ぶ謎に挑む崇の推理は―。

【著者紹介】
高田崇史 : 昭和33年東京都生まれ。明治薬科大学卒業。『QED 百人一首の呪』で、第9回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • W-G さん

    今回は幕末の謎+地方の村でのクローズドサークル。前作よりは村の因習などが多少効果的に配されるも、誤差の範囲内程度の変化。龍馬暗殺に関する検証は、いつもより本格ミステリっぽく仕上がっているかわり、提示される解にイマイチ目新しさが感じられず、いつもの民俗学的な考察ともジャンルが異なるので、ファンの好みが分かれそう。現実の事件の方は、シリーズの中でも割りとしっかり展開があったと思う。しかしその分、無理に坂本龍馬と絡める必要がなく、別の単体作品で良かったというか、そっちの方が面白くてなったのではないだろうか。

  • nobby さん

    シリーズ第7弾は幕末それも坂本龍馬。『そうさな……。世界の海援隊でもやるか』少なからず知るエピソードを興味深く読みながら、あらためて時代を先取り敵味方など狭き対象にあらず世界に目を向ける魁に抱くのは憧憬。その壮絶な暗殺をめぐる黒幕の二転三転の考察に魅了されながら導かれた仮説にも納得。武士の威厳あるいは屈辱を憂い、そしてまた傑物の武闘派ぶりに畏れ入る…相変わらず彼らの巻き込まれる事件は全くの別物、いや今回は急転直下で人が死に過ぎ…「そんなことは、もういいきに」屈指の漢は天国で目を細めて笑っているんだろうな♬

  • chantal(シャンタール) さん

    久しぶりに読んだこちら。今回は龍馬暗殺!前に読んだ磯田先生の説はどうだったっけ?と肝心な事を忘れている自分😓でも読んでて思い出した。確か今回のお話と同じ結論だったはず・・でも、龍馬の暗殺と今回の事件はあまり繋がりがなかったような・・そして、暴風雨で山奥の小さな村に閉じ込められ、しかも殺人と思われる事件まで発生しているのに、のんきに龍馬の暗殺について話してるタタルや奈々たちにはやはり微妙に違和感が😅そう言いつつ、かなりのスピードで読了してしまう安定の面白さだった。

  • えみ さん

    龍馬暗殺の謎!遂に証明されるのか!?数々の歴史の中に隠されてきた謎を証明してきたQEDシリーズ7作目は、坂本龍馬暗殺の黒幕に目を向ける。漸く幕末というこの時代に桑原崇が斬り込んでくれた。高知の山深くにある村で事件に巻き込まれた棚旗奈々姉妹と崇はこの村に隠された秘密と、龍馬暗殺の舞台裏を解き明かしていくことになる。一体この村で何が行われているのか?そして龍馬を亡き者にしたのは紀州藩か、御陵衛士か、海援隊か、新撰組か、見廻組か、土佐藩か、薩摩藩か?一つの可能性と一つの否定で真実を絞り込んでいく。勉強になった!

  • 急いで突厥 さん

    QEDシリーズ第7弾。今回は坂本竜馬暗殺の謎と絡めた高知の奥地での殺人事件の解明に挑んでます。舞台が四国なだけに平家の落人伝説も絡めて現代の事件は進んで行きます。最後の最後に語られる犯人の告白中の祭りの真相があまりに俗物的で拍子抜けでした。竜馬暗殺の黒幕にはなるほどと思いました。

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高田崇史

昭和33年東京都生まれ。明治薬科大学卒業。『QED 百人一首の呪』で、第9回メフィスト賞を受賞し、デビュー。歴史ミステリを精力的に書きつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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