巨大高層建築の謎 古代から現代まで技術の粋を集めた建造物のおもしろさ サイエンス・アイ新書

高橋俊介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797345919
ISBN 10 : 4797345918
フォーマット
発行年月
2008年08月
日本
追加情報
:
18cm,222p

内容詳細

日本初の超高層ビル・霞ケ関ビルから40年、世界一の最長橋・明石海峡大橋から10年。国内外の巨大高層建築に投入された技術を振り返り、様々なエピソードとともに、人類が工夫・改良してきた歴史の謎をひもとく。

【著者紹介】
高橋俊介 : 1952年、高知市生まれ。1976年東京大学工学部建築学科卒。コロンビア大学、ハーバード大学で建築およびアーバンデザインの修士号取得。天王洲シーフォートスクエアなど巨大プロジェクトに多く参画。海外業務も多く、ベトナムの開発プロジェクトは15年におよぶ。また超高層ビルや商業施設の設計監理の現場知識に基づくプロジェクト・マネジメント能力と英語力を買われて、マンダリン・オリエンタル東京、ザ・ペニンシュラ東京のプロジェクト・マネジャーを務めた。テンフェイ総合計画代表。アーバンデザイナーで一級建築士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よこしま さん

    東日本大震災前の刊行なので、長周期地震動の旨が述べられてないため、簡単に「スゴイよ」とは書けませんが、参考になるかとは思います。建築の中で一番難しいのが、断トツで構造でしょうね。生命に関わりますので。この本の面白さは写真が多いことと図解の多さでしょう。卒業研究のためにNEC本社ビルを訪問させて貰いましたが、何故か大きな穴があると思えば、構造を計算しての風通しだったんですね。免震装置を儲けたとしてもランドマークタワーの上は風だけでも揺れます。高さばかり競って意味あるかな?という疑問も心の中にあります。

  • yk さん

    なんか思っていたより全然おもしろかった!霞ヶ関ビルがなかったらどうなっていたことやら。。。知らないことがたくさんですごい勉強になった。高層ビルの構造、鉄について、風の対策としての制振装置、柱のない巨大建造物、ドーム、橋などなどなどなど!でも知らないことだらけで全部覚えられないよ!

  • かめぱぱ さん

    図書館借り。小説ばっかじゃ栄養偏るかな…ということで。平易な文で読みやすい。なるほど〜って、結構面白かった。

  • のぞみ さん

    技術であり芸術。空にあこがれ海にあこがれる人が、建築を通してそれらとのかかわりを深めていく。

  • erie さん

    建築や工学の基礎知識がないのでちょっとわかりにくいところはあった。しかしトピック的な入門としてはとても良いと思う。自然災害を防ぐための工夫や利用した原理の解説が面白く(知らないことばかりだった)、図入りでわかりやすい。風はあなどれない。機能的な工夫だけでなく歴史やデザインについてもそれなりにページが割かれている。建築関係者のエピソードが所々で涙をさそう。

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人物・団体紹介

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高橋俊介

1954年東京都生まれ。1978年に東京大学工学部航空工学科を卒業し、日本国有鉄道に入社。1984年に米国プリンストン大学工学部修士課程を修了し、マッキンゼー・アンド・カンパニー東京事務所に入社。1989年に世界有数の人事組織コンサルティング会社である米国ワイアットカンパニーの日本法人ワイアット株式

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