総合人類学としてのヒト学 放送大学教材

高倉浩樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784595318610
ISBN 10 : 4595318618
フォーマット
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
260p;21

内容詳細

目次 : 地球におけるヒトの存在/ 文化としてのドメスティケーション/ からだの進化/ 食べものをとる/ 家畜とともに暮らす/ 食べものをつくりだす技と場/ ヒトの家族の起源/ ヒトの繋がりと社会集団/ 時間と空間を区切る/ 遊ぶことと祈ること/ もののやりとりと社会関係/ 支配の仕組み/ 近代世界の成立と国民国家の形成/ グローバリゼーションとローカル社会/ 地球温暖化と人類社会

【著者紹介】
高倉浩樹 : 1968年東京都に生まれる。1992年上智大学文学部卒業。1998年東京都立大学大学院社会科学研究科単位取得退学(社会人類学博士号1999年取得)。東北大学教授。専攻:環境人類学、災害人類学、ロシア・シベリア研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とりぞう さん

    細かい(すごく細かい)間違いもある本なんだけど、基本的に面白い本だった。「興味深いことに、栽培化された植物が備える人間にとって都合のよい特徴は、ほとんどの場合、植物の生存にとっては不都合な特徴である」とか「アマゾンで、焼畑とブルドーザで作った畑を比較したところ、陸稲、キャッサバ、大豆のいずれでも、焼畑のほうが生産性が高かった」とか、「ヨーロッパは500年ほどをかけて近代化を達成した。しかしヨーロッパ以外の地域では18世紀ないし19世紀にヨーロッパ近代に遭遇し、急速な需要と消化を強いられた」なんて話など。

  • オランジーナ@ さん

    あまり理解出来なかった。

  • 小野靖貴 さん

    人のエネルギー消費、ホモサピエンス、食べ物の農耕牧畜、人の祈りや遊び、ぶつぶつ交換と社会形成、集団と国家の形成といった文化人類学の講義。サハ共和国に詳しい。

  • ならかわ さん

    P.155の「宗教と相容れないのは科学それ自体ではなく、科学が証明したものだけが実在であるとするような特殊な世界観(科学主義)である」というところが印象に残りました。

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