アメリカ大統領を操る黒幕 トランプ失脚の条件 小学館新書

馬渕睦夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784098252916
ISBN 10 : 4098252910
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;18

内容詳細

アメリカ第45代大統領に就任したドナルド・トランプ氏の一挙手一投足から目が離せない。サイバー攻撃を行った相手をロシアと断定した一方、プーチン大統領との友好を模索する。その反対に中国への強硬姿勢は相変わらずで、一触即発を危ぶむ声も根強い。トランプ氏就任によって日本を含む世界情勢は混沌としている。それくらいアメリカ大統領の存在は強大なものだ。だが、その大統領でも絶対に逆らうことのできないキングメーカーが存在するのだ。

目次 : 序章 大統領就任演説から読み解く激変の世界/ 第1章 米国の今後と反トランプが未だ続く理由(ムニューチン財務長官もウォール街出身/ 現場を知る“狂犬”マティス国防長官は戦争に慎重 ほか)/ 第2章 反グローバリズムの勝利(グローバリストが目指す「ワン・ワールド」/ 政府の銀行ではない中央銀行 ほか)/ 第3章 暗殺された歴代大統領の奇妙な共通項(国際金融資本と戦ったジャクソン/ 戦費調達のために財務省に通貨発行させたリンカーン ほか)/ 第4章 接近する米露、孤立する中国(エリツィンが新興財閥を生み出した/ ネオコン最大の敵はプーチン ほか)/ 第5章 日本に明るい未来をもたらす(「日本ファースト」の持つ本当の意味/ 日本人の精神的再武装 ほか)

【著者紹介】
馬渕睦夫 : 1946年、京都府生まれ。京都大学法学部3年次在学中に外務公務員上級試験に合格し、同大中退。1971年、研修先の英・ケンブリッジ大学経済学部卒業。2000年、駐キューバ大使、2005年、駐ウクライナ兼モルドバ大使を経て、2008年11月、外務省退官。同月防衛大学校教授に就任し、2011年3月、定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • James Hayashi さん

    京大、外務省、ケンブリジ大学を経て防衛大教授、吉備国際大客員教授、‘17著。陰謀論かと思いきや、新書のわりに本格的な外交を簡易に説明。/ネオコンの時代は過ぎたと思ったがまだ暗躍しているらしい。「世界の警察」とまで米国を呼ばせたネオコン。自国を弱体化するためのベト戦争。反ロシアのウクライナに力を貸したり。外交下手と思わせ実は海洋国家を目指し中国包囲網を築く。/トランプは公約であった法人税減税を実施。果たして対中貿易赤字を抱えるトランプは関税アップするか?すると大打撃が中国を襲う。台湾評価はその現れか?続く→

  • James Hayashi さん

    再読。one note にメモ。

  • mazda さん

    今回のアメリカ大統領を見て、何の疑問も持たなかった人はほとんどいなと思います。誰がどう見ても、裏でバイデンが勝つように仕向ける勢力がいて、その勢力を正当化するマスコミがいる、という構図です。そもそも勢力側の方々は、民主党にも共和党にも献金しているので、どちらが勝っても自分たちの思惑通りの政治をしてくれるので関係ありません。一般市民は、大統領選挙という見世物を見ているにすぎませんでしたが、トランプになり状況が変わりました。彼は本気で民主政治を行おうとしたため、今回の選挙結果になりましたが、4年後は…?

  • 犬養三千代 さん

    よくある陰謀論かと思いながら読み始めた。暗殺されたアメリカ大統領は四人で、襲われかけたのが二人。あたり。それも国際金融資本とネオコン、軍産共同体が黒幕らしい。と思いきや世界情勢の分析には鋭いものがあり、予測も当たっている。日本はロシアとアメリカの両方と仲良くし中国からの脅威に備えなければなどと具体的。さて世界はどう動いて行くのか?

  • よう さん

    図書館本。いまの情勢の背景として読んでもなっとくすることがおおい。

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