障害と所得保障 基準の管理から分配の議論へ 関西学院大学研究叢書

風間朋子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865001631
ISBN 10 : 4865001638
フォーマット
出版社
発行年月
2024年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;21

内容詳細

それは、いったい、どこからやってきたのか?手続きは煩雑、低水準、そのくせ、認定は不可解だし、更新の度に支給停止の恐怖。過去に起こった制度間の絡まりが不合理を生み、現状を拘束している!所得保障制度は、私たちに何をもたらし、何を奪ったのか。私たちはどのように眼差され、どのように扱われる存在であったのか。時間の流れの川上で何が起こり、いかにしてこの状況が生み出されたのか、絡まりをゆっくり解しながら、その本質に迫る。

目次 : 第1章 分析の視点/ 第2章 恩給制度―機能障害基準の確立/ 第3章 官業共済制度―稼得能力基準の原点/ 第4章 工場法―稼得能力基準と機能障害基準の混在/ 第5章 社会保険の創設―建て前としての稼得能力基準/ 第6章 労働基準法と厚生年金保険法―労働能力基準の誕生/ 第7章 労働能力を評価する―障害認定基準の整備/ 第8章 国民年金と日常生活能力

【著者紹介】
風間朋子 : 2010年3月、首都大学東京大学院(現東京都立大学大学院)社会科学研究科社会福祉学専攻博士課程修了。博士(社会福祉学)。2010年4月〜2014年3月、立正大学社会福祉学部社会福祉学科、2014年4月〜現在、関西学院大学人間福祉学部社会福祉学科教員。社会福祉士、精神保健福祉士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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