韓国・独裁のための時代 朴正煕「維新」が今よみがえる

韓洪九

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784779121494
ISBN 10 : 4779121493
フォーマット
出版社
発行年月
2015年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
293p;19

内容詳細

2013年4月セウォル号沈没事件、1980年5月光州虐殺事件など、
韓国社会の構造的暴力はなぜ起き続けているのか。
韓国現代史の《闇の歴史》から現政権の闇の政治構造が明らかになる。

朴槿惠(パク・クネ)現大統領の父で日本とも深い関わりのある
朴正煕(パクチョンヒ)大統領の独裁政治をくわしく振り返ることで、
現政権の起源を理解する。
韓国でもっとも影響力ある知識人で、
現代歴史研究家、平和運動家・韓洪九氏が、
2012年1月から2013年6月までハンギョレ新聞紙上で連載したコラム
をもとに今進行中の韓国のダイナミックな歴史を
日本人向け にわかりやすく解説、訳出した本。

【著者紹介】
韓洪九 : 韓国現代史学者。1959年、ソウルで生まれた。ソウル大学国史学科、同大学院を卒業し、アメリカワシントン大学で博士学位を取得した。現在、聖公会大学教養学部教授、平和博物館常任理事として活動している。国家情報院過去事件真実究明に関した発展委員会(国情院過去史委員会)の民間委員を務めた

李泳采 : 1971年韓国生まれ、1998年来日。東京大学大学院法学研究科研究生、慶應義塾大学大学院修了。専門は日韓・日朝関係。早稲田大学、慶應義塾大学客員研究員、現在恵泉女学園大学国際社会学科准教授。韓国映画や映像を通して韓国の現代史を語る市民講座の講師、新聞・雑誌のコラムニスト、日韓市民交流のコーディネートとしても活躍している

佐相洋子 : 東京都生まれ。慶應義塾大学文学部史学科卒業。横浜市立学校に教諭として勤務。退職後、韓国の梨花女子大学言語教育院に留学し、韓国語を学ぶ。韓国現代史や社会分野の翻訳をしながら、日韓交流の市民団体の活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • EasternCat10 さん

    朴正煕体制の後半、1972年の十月維新から10.26事件、12.12クーデターを経て1980年の光州事件に至るまでの、朴正煕体制による抑圧とそれに対する抵抗について述べた書。「維新公主」朴槿恵が大統領に就任し、朴正煕の残像に苦しんでいた進歩派の視点から述べられていることもあり、やや大袈裟な記述が見られるのには注意が必要だが、日本ではどうしても軽視されがちな維新政権による抑圧を認識することができる。 朴槿恵が弾劾裁判に際し戒厳令を検討していたように、この本での危惧があながち杞憂とも言えなかったのが恐ろしい。

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