金栗四三と田畑政治 東京オリンピックを実現した男たち 中経の文庫

青山誠

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784046023117
ISBN 10 : 4046023112
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
青山誠 ,  
追加情報
:
224p;15

内容詳細

昭和39年(1964)10月10日、快晴の空に五輪のマークが飛行機雲で鮮やかに描き出された。ついにオリンピックが東京にやって来たのだ。日本人初のオリンピック選手(マラソン)・金栗四三と、招致活動で陣頭指揮を執ってきた日本初のオリンピック開催のキーマン・田畑政治は特別な思いで、この日を迎えていた―。二人の熱い男たちの魂が、オリンピックをめぐって交錯する感動のストーリー。

目次 : 第1章 “地下足袋の王者”とストックホルムの挫折/ 第2章 日本のマラソン黎明期、パリで見つけた希望の灯/ 第3章 日本水泳界の若きリーダー・田畑政治とロサンゼルスの歓喜/ 第4章 しのび寄る戦争の影と幻となった東京大会/ 第5章 再びオリンピックの舞台へ、止まった時間が動き出す/ 第6章 ついにその時が来た、1964年、歓喜の東京オリンピック/ 第7章 尽きぬオリンピックへの思い、聖火は再び東京へ

【著者紹介】
青山誠 : 大阪芸術大学卒業。ウェブサイト「BizAiA!」で『カフェから見るアジア』を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • thee birdmen さん

    54年8ヶ月と6日、5時間32分20秒3でストックホルムからの長い道のりをゴールした金栗、2度目のロス五輪開会式を驚異的な生命力で見守った田畑。五輪のために人生を捧げた2人の男の話です。大河ドラマは全話録画したものの全く見ていないけれど、2度目の東京まで200日を切って、いま改めて熱い思いが胸に湧き上がりました。現代の価値観からすれば化石のような『体力、気力、努力』というものに全てを捧げた生き様には頭が下がる思いです。日本のスポーツを陰に日に支えてくれた男たちには感謝しかありません。ドラマ見ます。

  • サケ太 さん

    大河ドラマの内容をざっくり追える。これを読むと 、大河ドラマがどこまで細部にこだわっているかがよく分かる。日本スポーツの黎明期を駆け抜けた、泳ぎ抜いた二人の男とオリンピック。興味深さが増した。

  • ゆうゆう さん

    日本人が初めて参加したストックホルム大会の金栗四三。オリンピックへ日本人を送り続け日本に読んだ田畑政治。陸上と水泳の二人。純粋にスポーツを楽しむ祭典、難しい政治情勢や国々のいさかいに影響されることなく、人々が自由に集いスポーツを楽しめる状況をつくる。そのためのスポーツを政治から独立させる。4年に一度の熱狂が、来年東京にやってくる。ドラマはまだまだ続いていく。

  • Masahiro Imamura さん

    来年の大河ドラマの主人公ふたり。少々事前学習になりました。マラソンをしてる私にとって、金栗四三の事をもっと知らないとダメだと痛感。

  • veriga さん

    2020年73冊目。1964年の東京オリンピックで一役かった二人の歴史がざっと書かれている印象。オリンピックは成功させることが難しいと書いてあり、コロナウイルスのことも考えるとやはりそうなのか、と思ってしまう。昨年の大河ドラマは途中で断念したため、見返したい。総集編でもいいから再放送をして、この本と読み比べたい。

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人物・団体紹介

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青山誠

保育者。社会福祉法人東香会保育統括理事。上町しぜんの国保育園副園長、ののはな文京保育園アドバイザーを兼務。幼稚園勤務を経て、りんごの木子どもクラブで10年保育を行う。2019年より上町しぜんの国保育園園長、2023年より現職。第46回「私の保育記録」大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載

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