自己責任社会の歩き方 生きるに値する世界のために

雨宮処凛

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784822817718
ISBN 10 : 4822817717
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
追加情報
:
224p;19

内容詳細

目次 : 第1章 踏みにじられるいのち(相模原事件/ 「保護なめんな」ジャンパー事件/ あるシングルファザーの奮闘/ 電通過労死事件/ 秋葉原事件犯人の弟の自殺)/ 第2章 アジア大作戦(亡命者・イェダりんの大冒険/ アジア反戦大作戦/ カオス!奇跡のアジアマヌケ交流祭り週間!!)/ 第3章 いのちのとりで(エキタス(AEQUITAS)新宿街頭宣伝/ 10年目の自由と生存のメーデー/ 家賃を下げろデモ!/ いのちのとりで)/ 第4章 現場をめぐり考えた(40歳・女、「絶滅危惧種」/ 有害で、役に立たない精神論/ オウム事件から20年/ あるアイドルのライブにて/ 現場をめぐり考えた/ 年末年始にめぐった越冬現場)

【著者紹介】
雨宮処凛 : 1975年、北海道生まれ。愛国パンクバンドボーカルなどを経て、2000年に自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版/ちくま文庫)を出版して作家デビュー。若者の「生きづらさ」についての著作を発表しつづける一方で、イラクや北朝鮮への渡航を重ねる。06年からは貧困問題、格差問題にも取り組む。「反貧困ネットワーク」世話人、『週刊金曜日』編集委員、フリーター全般労働組合組合員、「こわれ者の祭典」名誉会長、「公正な税制を求める市民連絡会」共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちえ さん

    再読

  • hk さん

    「人生とは選択の連続である」 昨今とみに人口に膾炙しているフレーズだが、ここにはキリスト教価値観がひそかに包摂されている。どういうことかといえば「貴方の現在の境遇はたゆまぬ選択の結果であり、今の不遇はあなたの決断が拙かったためだ。つまり不幸は自分で蒔いた種であり、自分で責任を取らなければならねえぜよ」という含意が込められているのだ。オイラに言わせれば人々は常日頃から選択し続けるほどの余裕はない。行雲流水ながれに身を任せて生きているのが専らだ。「人生とは選択の連続である」なんていう出来の悪いアジテーションは

  • タカナとダイアローグ さん

    図書館本。知的障害•発達障害、身体障害について考える流れでパンチバックを読み、相模原の障害者施設での悲劇が冒頭にあったため読んだ。序文にある「犠牲の累進性(入江公康氏より)」は日常にある。不幸な境遇の底は日本の貧困家庭よりも難民だっていう極論や、努力すれば報われる教と繋がっている自己責任論が自分の状況を不幸だとすら認識させてくれない‥雨宮さんのような活動家は、明日は我が身だし、自分がそうなりたくないという原動力がある。自分もおなじ。たまたま折り重なった運と偶然で今があり、そのせいで不運な状況は何とかしたい

  • Humbaba さん

    本人の努力は必要だが、努力すればかならず叶うというわけでもない。そのため、問題が発生してしまった場合にはセーフティネットを用意しておくことが重要である。しかし、それは個人の力でどうにかできるようなものではない。それがあることで多くの人が安心して挑戦できるようになるものである以上、国が責任持って用意することが求められる。

  • ミヒャエル・安吾 さん

    自己責任てのは、権力者に有利な言説でなあ。誰も「全く」過失のない人間なんていないから、穴に落ちた時にかつての過失を遡及させてその責任を問うことが出きるんだよ。全く、卑怯なやり方だがね。

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人物・団体紹介

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雨宮処凛

1975年、北海生まれ。作家。反貧困ネットワーク世話人。フリーターなどを経て2000年、自伝的エッセイ『生き地獄天国』(ちくま文庫)でデビュー。06年からは貧困問題に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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