カネとスパイとジャッキー・チェン 分断される民主化運動と中国の行く末

陳破空

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784828420059
ISBN 10 : 4828420053
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
223p;19

内容詳細

中国共産党と闘い続けた経験と知識、独自の情報網で、日本人が知らない“一党独裁体制”が終わらないワケをグローバルな視点から解き明かす、まったく新しい中国論!

目次 : はじめに 「強大」なのに「荒廃」した祖国を冷静に見る/ 第1章 習近平は本当に「19大」で勝利を収めたのか?―習家軍台頭、面従腹背、太子党消滅/ 第2章 人民はなぜ共産党を支持しているのか?―功利主義、ノスタルジー、習近平変節/ 第3章 中国の民主化運動はなぜ失敗を繰り返すのか?―ダライ・ラマ効果、ジャッキー・チェン、劉暁波殺害/ 第4章 海外の中国人はなぜ母国に声を上げないのか?―離間の計、海亀派、郭文貴/ 第5章 “崩壊しない中国”は果たしてどこへ向かうのか?―働きアリ企業、鉄飯碗、間違いだらけの新中国観/ おわりに 私が今なお闘い続ける本当の理由

【著者紹介】
陳破空 : 1963年、四川省三台県生まれ。湖南大学、同済大学に学ぶ。85年、胡耀邦総書記に政治改革を直訴し、翌年、上海での民主化組織の立ち上げに関与するなど、中国の民主化運動をリード。87年、広州の中山大学経済学部助教授。89年、天安門事件に呼応し、広州での民主化運動をリーダーとして主導。同年及び93年に投獄され、計4年半に及ぶ獄中生活を送る。96年、アメリカに亡命。その後、コロンビア大学大学院にて経済学修士号を取得。政治評論家としてラジオ・テレビなど、さまざまなメディアで中国政治・経済・社会の分析を行う

高口康太 : ジャーナリスト、翻訳家。1976年生まれ。千葉大学人文社会科学研究科(博士課程)単位取得退学。中国をフィールドの中心に『週刊東洋経済』『Wedge』『ニューズウィーク日本版』『日経ビジネスONLINE』などの雑誌・ウェブメディアに寄稿する他、独自の切り口から中国・新興国を論じるニュースサイト「KINBRICKS NOW」を運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • makio37 さん

    在米の民主化運動家である著者が、中国の今とこれからを語る。まず、習近平が築いた独裁体制に関する考察が参考になった。自分の脅威となることを恐れ、自ら太子党を排除したと。また、中国の民主化運動が成功しない理由に関する内容も、説得力には欠けるが面白い。反抗者が根絶やしにされた故の極度の功利主義。社会改革の担い手となり得る中産層の少なさ。スパイによる民主運動家間の離間に加え、運動家の器も小さい。唯一の求心力たり得た劉暁波も殺された…。習近平が上からの民主化を進めるというシナリオは、私の想定の範囲を超えていた。

  • Huuro さん

    どうも人名が最後まで慣れない、読めない、覚えられない、だったけど、内容はヘェ〜と興味深かかった。この本の内容が正しいのか知りたくて、最近知り合った在英国の中国人学生に言語交換アプリを通じて質問して見たら、ガン無視されてしまい、まあ、察し。中国の人は大変だね、と非常に同情している。

  • 中林助手2 さん

    ジャッキーチェンの話は2ページほど。目新しい話ではない。現代中国の仕組みの話。ちゃんと読めば面白いかも。

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陳破空

1963年、四川省三台県生まれ。湖南大学、同済大学に学ぶ。85年、胡耀防総書記に政治改革を直訴し、翌年、上海での民主化組織の立ち上げに関与するなど、中国の民主化運動をリード。87年、広州の中山大学経済学部助教授。89年、天安門事件に呼応し、広州での民主化運動をリーダーとして主導。同年及び93年に投獄

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