じゃ、やってみれば “感動という商品”を創り続ける男の言葉36

阿部秀司 (Book)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784534049100
ISBN 10 : 4534049102
フォーマット
出版社
発行年月
2012年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
325p 19cm(B6)

内容詳細

◆映画プロデューサーという仕事を通して学んだ、
 「クリエイティブとビジネスの最大公約数の求め方」

「いいものをつくったけれど、売れなかった……」そんな経験のあるすべての人に贈る1冊です。
「いいモノをつくる」というクリエイティブな面と、「お金を稼ぐ、儲ける」というビジネスの面をいかに両立させるか、
という壁にブチあたることは少なくありません。ビジネスでは「クオリティと費用のバランスの葛藤」は避けて通れない
問題であり、多くのビジネスパーソンが経験しているのではないでしょうか。

著者が企画から製作まで携わった『ALWAYS 三丁目の夕日』は、昭和ブームが去り、周囲からは猛反対のスタートでしたが、
多くの矛盾を超えて、クオリティが高く、商業的にも大成功したヒット作となりました。本書では、「ヒットの方程式はないが、
限りなく近づけることはできる」という著者のものづくりに対する心構えから、「いい作品を創り出し、かつそれを広めて、
ビジネスで成功するための」プロモーションの秘訣にまで、迫っていきます。

◆「思いを伝える」「才能を見抜く」「人を育てる」正解はない。
 だが、「基本」はある

著者は、映画プロデューサーとしてだけでなく、日本を代表する映像制作会社「ROBOT」の創業者でもあります。
また、『踊る大捜査線 THE MOVIE』シリーズの本広克行監督、第81回アカデミー賞短編アニメーション部門を受賞した
『つみきのいえ』の加藤久仁生氏、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの山崎貴監督、『海猿』シリーズの
羽住英一郎監督をはじめ、多くの人材を発掘し、育ててきました。そんな著者のROBOTの創業から現在に至るまでを通して、
「チームを1つにまとめるために大切なこと」「人に思いを伝える・広めるためには、どんな手段が効果的か」
「どんなところで才能を見抜き、育てていくか」「社員がやりたいことをやり、ヒット作品を生み出す組織をいかに育てているのか」
といったマネジメント論、コミュニケーション論についても紹介していきます。

阿部秀司(あべ しゅうじ)
1949年、東京都出身。慶応大学法学部卒業後、第一企画入社。コピーライター、CMプロデューサー、クリエイティブ・ディレクターとして活躍後、
1986年に映像制作会社である「ROBOT」を設立。以後、『Love Letter』『ジュブナイル』『サトラレ』『Returner』『ALWAYS三丁目の夕日』
『ALWAYS続・三丁目の夕日』『K-20 怪人二十面相・伝』『RAILWAYS』シリーズ、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』『friends もののけ島のナキ』
『ワイルド7』などをプロデューサーとして手掛ける。2010年7月には「阿部秀司事務所」を設立。

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tomoya さん

    『ROBOTを創った男の物作りにかける情熱と思想』 大ヒット映画「ALWAYS」、アカデミー賞を受賞した「つみきのいえ」を制作したプロダクションの(元)社長の本。 ヒットを出し続ける裏に隠されたこだわり、そして個人的には下を育てるという考えに感銘した。 本広克行(踊る)・岩井俊二(Love Letter)・羽住英一郎(海猿)・山崎貴(ALWAYS)など早々たる監督の初作品を担当した。

  • dubstepwasted さん

    「君が一人で行きたい、行きたいと言ってもだめだよ。『あいつはやっぱりクリエイティブに行ったほうがいい』とみんなから言われるような仕事をしなさい」(p18)、重要なのは、その人間が今持っている実績ではなく、その人間が醸し出す「何か」だ。奥行き感というか、広がりというか、メジャー感というか…。「ああ、この人はできそうだ」という雰囲気を持っているかどうかだ。(p213)、僕が重視するのはその人間の「性格」だ。s擬y図じゅだったり、真面目だったり、「言っていることと、やっていること」の差がないこと。(p224)

  • たじま さん

    日本を代表するクリエイティブ会社の創業者の本。 読んでるうちに息子の尊敬する先輩の言葉だったり、仕事の仕方を思い出す。本当に良い人の元で働けたと感謝。 クリエイティブのような仕事でも根本は人間力だと改めて感じる。あと子供心(=探究心)は常に忘れない。

  • KARA さん

    広告代理店から映画プロデューサーとして日本の映画業界を席巻するようにまでなった著者の経験が語られている。仕事をしていく上でぶつかった壁やその時どう考えて道を切り開いていったかが書かれていてとても参考になった。

  • 陸奥☆独り旅 さん

    「ROBOT」創始者の阿部氏。人間力とは「怒られない能力」、という絶妙のバランス感覚論が印象に残りました。

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