あなたへの挑戦状

阿津川辰海

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065293508
ISBN 10 : 4065293502
フォーマット
出版社
発行年月
2022年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
288p;19

内容詳細

『紅蓮館の殺人』『透明人間は密室に潜む』の阿津川辰海と、『楽園とは探偵の不在なり』『廃遊園地の殺人』の斜線堂有紀が「あなたへの挑戦状」というテーマで小説を書いて競い合う!加えて、競作過程を描いたネタバレ満載の「執筆日記」を収録。阿津川辰海「水槽城の殺人」―巨大な水槽のある円柱型の建物「水槽城」で怪死事件が発生。犯行当時、水槽で現場は隔離されていた。斜線堂有紀「ありふれた眠り」―犯人は犯行後、死体の横で一晩眠っていた。才能あふれる妹を持つ凡人の兄は、とある秘密を妹に話せずにいた。

【著者紹介】
斜線堂有紀 : 上智大学卒。2016年「キネマ探偵カレイドミステリー」で第23回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞してデビュー。『私が大好きな小説家を殺すまで』(メディアワークス文庫)など話題作を続々発表し、2020年『楽園とは探偵の不在なり』(早川書房)でミステリランキングに続々ランクイン

阿津川辰海 : 1994年東京都生まれ。東京大学卒。2017年、新人発掘プロジェクト「カッパ・ツー」により『名探偵は嘘をつかない』(光文社)でデビュー。以後、『紅蓮館の殺人』『蒼海館の殺人』(ともに講談社タイガ)をはじめ、5年連続でミステリランキングの上位を席巻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    阿津川 辰海、5作目×斜線堂 有紀、2作目です。二人のミステリ作家の競作、二つの作品がリンクするんだと思って読んでいましたが、其々独立した作品でした。 オススメは、斜線堂有紀「ありふれた眠り」です。 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000369652

  • 刃の下に心あり さん

    ★★★★☆人気推理作家による競作とのことで、こんなタイトルつけられたら手にとらずにはいられません♪両方を読み終えたあとで「なるほど〜」となる展開は読めませんでしたが、それぞれの作品もとても面白かったです。そして「競作執筆日記」まで読むことで、この作品をさらに充実したものに感じました♪

  • aquamarine さん

    阿津川辰海と斜線堂有紀が「あなたへの挑戦状」というテーマで小説を書いて競い合う!という仲の良いお二人による企画もの。阿津川さんの「水槽城の殺人」斜線堂さんの「ありふれた眠り」という二つの中編が収められているのだが、ページを順番にめくっていって「あなたへの挑戦状」が現れた時にハッとするというつくりも巧い。中編はそれぞれの味がしっかり出ていてどちらも面白かった。そしてなにより書き下ろしとして収められた競作執筆日記が最高。私に限らずミステリ好きならここが一番楽しいかも。さらに最後のミニ対談で満足して本を閉じた。

  • ごみごみ さん

    本の扉の裏側に「あなたへの挑戦状」が袋とじされているという凝った作り。クローズドサークルの謎と名探偵の宿命に驚かされる阿津川さんの「水槽城の殺人」 ホワイダニット&犯人のとった不可解な行動の謎に迫る斜線堂さんの「ありふれた眠り」 テイストの異なるふたつの中編をどちらも面白く読み終えた後で、どこかに何か繋がりがあったのか?さらなる謎解きが待ってるのか?ドキドキしながら指示通りに開いた挑戦状。一瞬?となるが、なるほど〜そういうことだったのか、と納得!互いに尊敬し合うおふたりだからこそ出来た「競作」なのね。

  • シャコタンブルー さん

    え!?(挑戦状を読んだ時)、なるほど(内容を理解した後)、凄い(競作執筆日記を読んだ後)。読後感はその三語に尽きる(笑)。これ以上書くとネタバレになる恐れがあるので。人気作家の二人の競作が面白くならない筈がない。仕掛けも設定も鮮やかだった。斜陽堂さんが1日12,000〜14,000字のペースで小説を書いていたのも驚きだが、阿津川さんが通勤電車の往復で1日3冊本を読むというのも信じられない。そんな二人がこの本の執筆に対する悪戦苦闘ぶりを記載していたが、その内訳を知り競作の難しさ楽しさを知った。面白かった!

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人物・団体紹介

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阿津川辰海

1994年、東京都生まれ。東京大学卒。2017年、新人発掘プロジェクト「カッパ・ツー」により『名探偵は嘘をつかない』でデビュー。20年に刊行した『透明人間は密室に潜む』で本格ミステリ・ベスト10で第1位。23年『阿津川辰海 読書日記かくしてミステリー作家は語る“新鋭奮闘編”』で第23回本格ミステリ大

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