ダークナンバー ハヤカワ文庫JA

長沢樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150314125
ISBN 10 : 4150314128
フォーマット
出版社
発行年月
2020年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
496p;16

内容詳細

東京で連続放火殺人事件が発生。警視庁分析捜査係の渡瀬敦子はプロファイリングを元に捜査するが、犯行予測を外してしまう。一方、東都放送の土方玲衣は、同級生の敦子を番組で特集しようと企てる。より注目を集めるため、同時期に起きた埼玉の連続路上強盗致死傷事件を調べた玲衣は、二つの凶悪犯罪を結ぶ“あり得ない線”に気づく。協力し始めた二人が執念の捜査で辿り着いた「存在しない犯人」とは。緊迫の報道×警察小説。

【著者紹介】
長沢樹著 : 新潟県生まれ。2011年、『消失グラデーション』で第31回横溝正史ミステリ大賞を受賞してデビュー。同作は各種ミステリランキングにランクインするなど、高い評価を受ける。2013年、『夏服パースペクティヴ』で第13回本格ミステリ大賞候補。テレビ番組制作に携わる傍ら小説を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • goro@80.7 さん

    分析捜査班係長渡瀬敦子とTV局元報道班の土方玲衣の同級生コンビによる警察小説。静と動で成り上がってきた過去を持つ二人の活躍が楽しめる一冊。閑職に追いやられた玲衣だが持ち前の行動力とコネを駆使して真相に迫り、方や敦子はFBI仕込みのプロファイルで事件を追う。玲衣と敦子の見えるものがクロスしてスピーディな展開。玲衣を取り巻く愉快な面々も頼もしくこれは次作も読みたい。

  • たーさん さん

    プロファイリングの専門家である女性警部と中学時代の同級生であるテレビ局の女性記者がタッグを組んで事件を追う本書。いやあ面白かった❗捜査手法の細かさや報道取材のディテールが引き付けられました。主人公の一人、渡瀬敦子警部の所属がSSBCと呼ばれている捜査支援分析センターというのも肝で最新の科学捜査とプロファイリングで無関係に思われていた事件のミッシングリンクを見つけ出す過程はスリリング。 終盤の追跡劇は読む手が止まりませんでした。二作目も今年中に出るらしいので読みたいと思いました。

  • よっち さん

    監視カメラ情報とプロファイリングで連続放火事件を追う警視庁刑事部分析捜査三係の渡瀬敦子。記者復帰を狙う東都放送報道局・版権デスクの土方玲衣。中学校時代の同級生二人が事件を追う報道×警察小説。消極的理由から警察官僚の道を選んだ敦子。野心を持って成り上がると決めた玲衣。似たような境遇ながら正反対の性格だった二人を掘り下げつつ、時に協力しながら執念で犯人に迫る展開は、情報が多くリーダビリティにやや難はあるものの、明らかになってゆく真実と解決に向けて加速していく面白さがあり、著者さんらしさを十分に堪能できました。

  • ohion さん

    女性警察官と女性のテレビ局員。中学時代の同級生のふたりが情報交換しながら事件捜査。事件そのものは、放火事件とひったくり事件だけど、その背後に迫っていく過程が面白い。ふたりとも強すぎなくらいなので、少しついていけない感もあるけど、面白く読むことができました。

  • ソラ さん

    分厚いなと思ったものの面白くて一気読み。主人公二人のキャラにすぐ馴染んだのですっと入れた。シリーズ2作目が刊行されているようなのでそちらも読んでみたい。

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