静かに退職する若者たち 部下との1on1の前に知っておいてほしいこと

金間大介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569856520
ISBN 10 : 4569856527
フォーマット
出版社
発行年月
2024年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
336p;19

内容詳細

なぜ、若手社員は「笑顔の1on1」の翌週に辞めたのか?  ビジネスコミュニケーションのすれ違いから、若手の離職の核心に迫る。

【著者紹介】
金間大介 : 金沢大学融合研究域融合科学系教授。東京大学未来ビジョン研究センター客員教授。一般社団法人日本知財学会理事。北海道札幌市生まれ。横浜国立大学大学院工学研究科物理情報工学専攻(博士)、バージニア工科大学大学院、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、文部科学省科学技術・学術政策研究所、北海道情報大学経営情報学部、東京農業大学国際食科情報学部、金沢大学人間社会研究域経済学経営学系、2021年より現職。博士号取得までは応用物理学研究室に所属し、表面物性の研究に従事。イノベーション論、マーケティング論、産学連携論等の研究を進める。また「イノベーションのためのモチベーション」研究も遂行しており、教育や人材育成の業界との連携も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アキ さん

    4月になると職場に新人が入ってくる。最近の若者はとても優秀である。しかし、その中で一定の割合で早期に退職する若者が出てくる。メンター制度や1on 1などで辞めたいとひと言も言ってなかった若手から、突然退職代行サービスを通じて連絡が来ることもあると本書で知った。アメリカでも"Quiet Quitting"と呼ばれる概念が反響を呼んでいる。企業はどこも主体性を持って働いて欲しいと研修やコーチング、ティーチングなどで働きかけるが、主体性は人本来の気質であり、今の若者にはリスクのあるチャレンジは避ける傾向がある。

  • ゼロ さん

    「静かな退職」が「若者」が行っているというよりは、「働かないおじさん(40代〜50代)」が行っている印象を受けた。「若者」に関しては、「唯一無二の量産型」という言葉がピッタリで、昔よりも質があり、能力やスキルは高い人材が増えている。部下との1on1については、茶番を演じているのは、その能力高さ故の弊害なのかと。インターネットが当たり前の世代故に、協調性が高い人間が増え、コミュ力が低い人が減っている。いい子症候群は、決して悪いようには思わないが上司の立場だと本音が見えないから戸惑っている困惑さを言語化してた

  • Kanonlicht さん

    明るく元気に仕事をしているように見えたのに、ある日突然、退職代行を使い黙って辞めていく。現代の若者の生態とともに、上司はどう接するべきかを説いた本。平均よりやや上のポジションから上にも下にも逸脱したくない、そのために感情を抑え込む「いい子症候群」の若者たち。なるほどー。上司に必要なの適宜のフィードバックと、自らも本音をさらけ出すことだと理解した。

  • たまきら さん

    気になっていた本。「Quiet Quitting」現象、現在の経済・政治状況、「逆らわない子供たち」。「なるべく他人とぶつからない生き方」のモデルは親や教師であり、そうすることで勝ち組となった人たちが権威に逆らうなんてできるわけがない…と悲しく思いました。つまらんよね。社会構造が生んだ私たちのディスコミュニケーション。…でも、こういうおとなしい人たちが、高学歴なのに他人に全く共感できない政治家を支持したりするのが結構恐い…と思っている、社会から常にはみ出してきた50代おばちゃんです。

  • d2bookdd さん

    職場の若手を思い出しながら、本書の内容と、彼らの立ち振る舞いが、かなり一致すると思いました。フィードバックする時でさえ、負のフィードバックが多くなりがちなので、ポジティブなフィードバック、しかも、本人へ控えめな、取り組んで行きます。

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