レイシャルハラスメントQ & A 職場、学校での人種・民族的嫌がらせを防止する

金明秀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784759262278
ISBN 10 : 475926227X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
金明秀 ,  
追加情報
:
141p;21

内容詳細

目次 : 第1部 総論(そもそもレイシャルハラスメントとは何ですか?/ 「○○ハラスメント」という新しい言葉が多すぎるのではないですか?/ レイシャルハラスメントには人種への嫌がらせ以外も含まれるのですか? ほか)/ 第2部 具体的な被害事例(具体的にどういう事例があるのですか?/ 出自に関連した批判的、攻撃的、侮辱的言動なんて本当にいまでもあるのですか?/ ジョークとして出自を一度からかっただけでもハラスメントになるのですか? ほか)/ 第3部 被害にあった場合の対処(学校でレイシャルハラスメントを受けたのですが相談できる場所がありません/ 被害の相談に乗ってくれる団体はありませんか?/ レイシャルハラスメントを防止する規定を作成する場合のポイントは?)

【著者紹介】
金明秀 : 関西学院大学教授。博士(人間科学)。統計データを通じて社会階層論と社会意識論に関する諸問題について取り組む。在日コリアンについてのウェブサイト「ハン・ワールド」を主宰。1968年、福岡県生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • tellme0112 さん

    道徳の教科書これがいいな。モヤモヤしていたものが言語化された感じ。もっと知りたいと思った。日常生活の中のレイハラを分類してみたくなりました。見事だ、この薄さ、分かりやすさ。

  • ぷほは さん

    「私は在日コリアンですが、そういう人間もこの教室にいるということを知っていて授業していますか?」というコメントが届いた。自分の無知や無能力のせいにはできない。現実の社会問題を取り上げる人間が、その場で同じ問題を反復してしまうというのはとても恐ろしい。単に言ってる事とやってる事が違うという言行不一致だけではない、社会の道義や理念として差別の構造に自らが加担しているという事実の重さに耐え切れない気分になる。それでも向き合っていかなければならない。自分が加害者にも被害者にもなりうること、そこから先に進むこと。

  • Miki Shimizu さん

    具体的でわかりやすかった。差別してるっていう意識なしにやっちゃう人がしんどいな。聖化ってかいてあったけど、なんか、やっぱり区別してるやん。みたいなやつ。日本も早く取り締まる法律ができたらいいのにー。他の国みたいに、すげー罰金とか、仕事首になったりとか、すればいいのに。知事が差別した奴を擁護したり、首相が率先してミサイルがー!とか言っちゃう国ではむりかなー。とほほ。

  • turbot_tank さん

    何がどうして差別なのか、制度的な意味と個人に対する被害の意味と両方から例示・説明されていて、差別の事例を理解する物差しがわかる。なお、レイシャルはracialで、直訳では「人種の」になるが、黄色人種などの古い意味での人種ではなくエスニシティの意味も含む概念である。古い「人種」の区分けに科学的裏付けがないというのも正しく知れてよかった。またわたしはケロポンズ「エビカニクス」の歌詞「にっぽんじんなら大好きさ」に以前引っ掛かりを覚えたことがあるが、このフレーズに何が潜んでいて何が問題なのかがわかってすっきりした

  • ネロ さん

    難しそうなので自分に理解できるだろうかとちょっと不安だったけれど、丁寧な説明とたくさんの例題のおかげでスムーズに読了できた。 「差別なんて関係ない、そんな事をしたこともするつもりもない」と思っている人には特におすすめ。 差別される側、する側に、誰でもいつでもどちらにもなり得ると思ったので。もちろん自分自身も含めて。 「聖化型」という個人ではなく人種のくくりで「すごい、素晴らしい」と評価してしまうのも実は差別であるという事実に、今更ながらにああそうかと深く納得。

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