「在日特権」の虚構 ネット空間が生み出したヘイト・スピーチ

野間易通

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309246925
ISBN 10 : 4309246923
フォーマット
出版社
発行年月
2015年02月
日本
追加情報
:
228p;19

内容詳細

「在日特権」は、ない。膨大な資料と取材によりその事実を描き出す。日本を汚染したヘイト・スピーチの正体。

目次 : 「在日特権」とは何か(在特会の主張する「在日特権」の適当さ/ 桜井誠の著書における「在日特権」 ほか)/ 在特会の成り立ち(在特会結成の直接のきっかけ/ チャンネル桜と「在日特権」 ほか)/ 「在日特権」を検証する―特別永住資格(特権とは何か/ 利権あるいは既得権益 ほか)/ 「在日特権」を検証する―年金問題(無年金問題をねじまげる/ 国民年金法と外国人 ほか)/ 「在日特権」を検証する―通名と生活保護受給率(通名を「在日特権」とする論理のおかしさ/ 「通名が犯罪の温床となる」? ほか)/ 住民税減免は「在日特権」か?(「在日は住民税が半額」の衝撃/ 実際には何が起こっていたのか? ほか)/ ヘイト・スピーチとしての「在日特権」(「在日特権」のまとめ/ 「在日特権」論の構造 ほか)/ 「在日特権」のその後(新語・流行語大賞に選ばれた「ヘイトスピーチ」/ 「天皇の玄孫」竹田恒泰の「在日特権」発言 ほか)

【著者紹介】
野間易通 : 1966年、兵庫県芦屋市生まれ。大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)卒業後、『ミュージック・マガジン』『コンポジット』編集部を経てフリーの編集者となる。2013年1月、「レイシストをしばき隊」(現・C.R.A.C.)を結成。新大久保などで行われていた排外デモへのカウンター行動の一翼を担う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • てくてく さん

    在日特権(@特別永住権資格 A朝鮮学校保護金 B生活保護優遇 C通名精度)がネットなどでどのように言及されたのか、それぞれの内容は何なのかを説明した上で、なんていうものは無いのだということを丁寧に語っている一冊。著者の望み通り、将来どこかの図書館の片隅で、一時期在日特権という無いものを騒ぎ立てたことがあったな、それがどう意味のないものであったのかを語る本としてずっと残っていて欲しい。

  • 大熊真春(OKUMA Masaharu) さん

    「在日特権」などというものはない、ということをていねいに解説している。◆「ヘイト・スピーチ」の本質は表現の苛烈さ・汚さというよりマイノリティへの憎悪・差別であり「差別扇動表現」というのがふさわしい、と。◆著者は「しばき隊」を立ち上げた人だが、「しばき隊」って暴力的なカウンターだったような記憶があって気になっている。どうなの?

  • たろーたん さん

    在日特権でよく言われる「特別永住資格」は植民地の関係を考えれば普通であるし、在特会が言う「強制送還がない」ってのは嘘。金を1円も払わずに貰えるってのも嘘で年金を払わないと受け取れない。通名制度は犯罪をしやすいって言うけど、報道ではたいてい「本名○○、通称××」と出るから嘘(桜井誠がそうだったように)。住民税減税も、三重県伊賀市で1960年代に当時の市長の裁量で行われていたことであり、今では廃止されている。まあ、簡単に言うとどれもこれも嘘なのだ。こういう虚妄が捏造されると思うと怖いね。

  • SK さん

    40*「在日特権」デマを撃退した名著。文書にクセがあるが、ある意味野間さんらしい(笑)。

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野間易通

1966年、兵庫県芦屋市生まれ。大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)卒業後、『ミュージック・マガジン』『コンポジット』編集部を経てフリーの編集者となる。2013年1月、「レイシストをしばき隊」(現・C.R.A.C.)を結成。新大久保などで行われていた排外デモへのカウンター行動の一翼を担う(本デー

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