フーコーの穴 統計学と統治の現代 明治大学社会科学研究所叢書

重田園江

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784833223379
ISBN 10 : 4833223376
フォーマット
出版社
発行年月
2003年09月
日本
追加情報
:
22cm,261,20p

内容詳細

目次 : 第1章 フーコーの穴―方法論的序説/ 第2章 社会の統計学的一体性―エミール・デュルケム論/ 第3章 断片化される社会―ポスト福祉国家と保険/ 第4章 健康包囲網―高血圧の定義に見る統計/ 第5章 正しく測るとはどういうことか?―知能多元論の起源と現在/ 第6章 正しく測るとはどういうことか?再論/ 第7章 プロファイリングの現在/ 第8章 GIS―空間を掌握する/ 第9章 未来予想図

【著者紹介】
重田園江 : 1968年兵庫県西宮市生。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。現在、明治大学政治経済学部助教授。専攻は政治・社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • chiro さん

    フーコー研究者の第一人者である著者がフーコーが企図した近代社会における知と権力が交錯する場である統治について、その延長上に福祉国家とは別のタイプの新しい統治実践を素描する試みとして著された書。著者の多岐にわたる見識から展開される検証は刺激的で面白い。

  • au-lab さん

    タイトルは挑戦的だが、内容はいたって堅実でわかりやすい、統計が社会にいかに表象されてきたか、「測る」とはどういうことかを問う良書。フーコーの権力論をベースにしてはいるが、フーコーについての言及は少なく、論文集でもあるがゆえにすこし一貫性が弱いか。後半の監視社会をめぐる議論が、フーコーの権力論の現代的可能性を問うものになっているだけに、この結論に接続する論拠がもう少し欲しかった。

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重田園江

明治大学政治経済学部教授。1968年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程単位取得退学。修士(学術)。専門は政治思想・社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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