京大変人講座

酒井敏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784837927792
ISBN 10 : 4837927793
フォーマット
出版社
発行年月
2019年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
270p;19

内容詳細

常識を飛び越えると、何かが見えてくる。京大の「常識」は世間の「非常識」。まじめに考えると、人間も生物も地球も、どこかおかしい。だから、楽しい。

目次 : 1 地球の教室 毒ガスに満ちた「奇妙な惑星」へようこそ―学校では教えてくれない!恐怖の「地球46億年史」/ 2 経営の教室 なぜ鮨屋のおやじは怒っているのか―「お客さまは神さま」ではない!/ 3 法哲学の教室 人間は“おおざっぱ”がちょうどいい―安心、安全が人類を滅ぼす/ 4 社会デザインの教室 なぜ、遠足のおやつは“300円以内”なのか―人は「不便」じゃないと萌えない/ 5 生物の教室 ズルい生き物、ヘンな生き物―“単細胞生物”から、進化の極みが見えてくる/ 6 予測の教室 「ぼちぼち」という最強の生存戦略―未来はわからないけど、なるようになっている/ おわりに これからも京大は「変人製造所」として(ときどき)世界を変えていく

【著者紹介】
酒井敏 : 京都大学人間・環境学研究科教授。地球物理学

小木曽哲 : 京都大学人間・環境学研究科教授。地球岩石学

山内裕 : 京都大学経営管理大学院准教授。サービス経営学

那須耕介 : 京都大学人間・環境学研究科教授。法哲学

川上浩司 : 京都大学情報学研究科特定教授。システム工学

神川龍馬 : 京都大学人間・環境学研究科助教授。進化生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • けんとまん1007 さん

    京大というと、自由で探求というイメージがある。そんな京大の先生方の講義集だが、とても面白く、知的には精神的にも刺激を受けた。それぞれが独立しているようで、やっぱり、関連性もあるように読んだ。「安全・安心」の丸投げは・・とか、鮨屋の話、てきとうがいい・・・などなど。でも、読み終えてみて、今のこの国のほうが変なんだと、改めて思った。

  • booklight さん

    講座はまっとうだけど、やっている人が変。京大の変人教授による変化球授業。天体の歴史やカオス系などはかつては変人、今は普通、高級すし屋のおやじはなぜ偉そうか、不便益の便益などは目の付け所が変人的。それぞれの章扉の教授のひところが変人感を助長「文章を読むのも学校も嫌い」とか。見た目で変人な人は普通を意識しているから真の変人ではないことが多いなど、変人論も面白い。普通のことは多数の普通の人が掘り下げるので、少数の変人がおかしなところを掘る。そんな人が時々新しいものを見つける。変人が褒められる大学、いいな。

  • キョートマン さん

    京都大学の先生たちが、京大の変わったところを強調しながら自分の専門分野の紹介をしている。京大関係なく興味を引く内容の研究がたくさんあって面白い。

  • シングルモルト さん

    面白かった。多分これは、大学も競争が激しくなったから、京大が「全国のオモロい変人さん、うちに来てや。」とリクルートしている本なんじゃないかなと思う。個人的に好きな章は4章の「なぜ、遠足のおやつは“300円以内”なのか」。そう、ちょっと不便なぐらいがちょうど良いんだよね。森毅センセの懐かしい名言もあり、良著。子供がもう少し大きくなったら紹介してみよう。

  • サトシ@朝練ファイト さん

    「はじめに」の部分がとてもいい。三度読みました。変人講座とあるが僕のような変な人間が読むと至極まともかつ探究心にあふれた内容だ。続編もあるようなのでそちらも期待したい。

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