“猫”の社会学 猫から見る日本の近世〜現代

遠藤薫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784326654406
ISBN 10 : 4326654406
フォーマット
出版社
発行年月
2023年02月
日本
追加情報
:
328p;20

内容詳細

招き猫、化け猫、猫島、猫聖地…猫という存在は、なぜこれほどまでに私たちの関心を引きつけるのだろう?人間たちはいかに猫を人間社会の外部に位置づけながら、そのイメージを構成してきたのか。江戸期の猫ブームから現代のキャット・ミームまでの“猫イメージ”を紐解きながら、日本社会の変動と猫たちの歴史との交差を読み解く。社会学的「猫」の書、登場!

目次 : 第1章 “猫”の誕生/ 第2章 江戸の“猫”―消費社会と“猫”のメディア化/ 第3章 養蚕神としての“猫”―農村部の発展と“子ども”の誕生/ 第4章 招き猫の流行/ 第5章 化け猫の襲来/ 第6章 “猫”伝説と動物信仰―猫の迷宮/ 第7章 都市における猫伝説の場所性/ 第8章 “猫聖地”の“地政学”的考察―山の道と海の道そして根の国/ 第9章 猫ヶ岳と根の国、猫島とニライカナイ/ 第10章 近代日本と“猫”

【著者紹介】
遠藤薫 : 学習院大学法学部教授。東京大学教養学部卒業、東京工業大学大学院理工学研究科修了、博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • でぃましゅきー さん

    遡れば猫は太古より人と供に生きてきたらしい。日本でいえば遅くとも土偶の時代にまで遡れるそうだ。「役に立たず」(本文より)な猫がなぜここまで愛されるのか。それはカワイイ以上に私たちが猫に求めるものがあるからなのだろう。 あと、この本に出てくる「猫聖地」には是非とも行ってみたい。

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遠藤薫

神奈川県生まれ。1977年東京大学教養学部基礎科学科卒業。現在、学習院大学名誉教授。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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