「日米基軸」幻想 凋落する米国、追従する日本の未来 詩想社新書

進藤榮一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784908170034
ISBN 10 : 4908170037
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
221p;18

内容詳細

米国に追従することが、日本の国力をつけ、民衆を豊かにする時代は終わった。米国主導の世界秩序の崩壊が始まりつつあるいま、なぜ日本は依然として米国に盲従し続けるのか。「日米基軸」という幻想に憑かれたこの国の深層を解き明かし、日本の進むべき道を探る。

目次 : 序章 衰退するアメリカとトランプ政治のこれから(「大逆転する世界」へ/ 「パクス・アメリカーナ終焉」の予兆 ほか)/ 第1章 トランプ出現とアメリカ帝国の崩壊(東アジアに残る冷戦構造と北朝鮮問題で垣間見えたアメリカの限界/ 日本外交はまた、米中関係を見誤るのか ほか)/ 第2章 「凋落するアメリカ」に従属し続ける日本の未来(安倍首相の目指す「戦後レジームからの脱却」とは何か/ トランプの対日外交はどうなるか ほか)/ 第3章 戦後日本の「日米基軸」論を超えて(「アメリカの解体」がトランプ大統領を生んだ/ リーダーの座から滑り落ちつつあるアメリカと日本の共通点 ほか)/ 終章 破綻した政権と国民(取り入りの果ての侮蔑と憎悪/ 対露外交の破綻 ほか)

【著者紹介】
進藤榮一 : 北海道生まれ。1963年京都大学法学部卒業。同大学大学院法学研究科博士課程修了。法学博士。筑波大学教授、ハーバード大学、プリンストン大学などの上級研究員、早稲田大学アジア研究機構客員教授などを歴任。筑波大学名誉教授、アジア連合大学院機構理事長。専門はアメリカ外交、国際政治経済学

白井聡 : 1977年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(社会学)。専門は政治学、社会思想。文化学園大学助教等を経て、京都精華大学人文学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はるわか さん

    凋落するアメリカに従属し続ける日本。米中和解、協商関係は既に出来上がっている(トランプ当選直後のキッシンジャー訪中)。新ヤルタ体制(米英露中)。日本だけ中国脅威論のトラウマ。世界秩序の基軸は欧米世界からアジア世界へ。米中経済相互依存を軸に展開される中国主導の新型大国間関係。グローバル化は避けることができない21世紀情報革命の産物。どの国家も債務漬け、重要な事柄は国民ではなく債務者(グローバル金融資本)が決める。太平洋戦争の本質「アジアで植民地戦争に負けた」という視点がないため日本人の対米観や対中観に歪み。

  • みこ さん

    ここ最近の嘗てない強固な日米関係が嘗てない強固な主従関係に思えたのでタイトルに惹かれて買ってみた。 よくもまあこんなものを出版したものである。というのが率直な感想。 内容は鳩山氏をガチで優秀な政治家と信じる自称知識人の二人による対談なのだが、どこを切り取ってもツッコミどころしかないのだから笑えてくる。仮に読んでみたいという物好きな人がいたとしても是非他の本を読むとかサッカー観戦など他の娯楽を勤しむとか時間の有効活用を勧めたい。 唯一の収穫は二度とこの二人の本やこの出版社の本を買うことはないと感じたこと。

  • てっちゃん さん

    乱暴な物言いもあったが、結構面白かった。トランプも安倍もアホなら、我々はどうすりゃいいのか。もっと処方箋を語って欲しいな。

  • ponn さん

    27歳の私がまだ、若者だというのなら言わせていただきたい。この国を若者を蔑ろにしてダメにしてきたのは、声を上げずに文句ばかり言う今の政治や社会を担う中年層なのではないだろうか?誰も現状を知ろうとしない。知ったところで何も出来ない。常に諦めている世代を見て育った子供達は何の希望を持って生きていくのか?この情報化社会の中で何故、日本国民は政府に先導された情報だけを取り込み満足しているのだろうか。日本人はどこまで堕ち続けるのか。私には信じる翼は無いが、自らが行動を起こさずして現状は変わらないことを知っている。

  • ワシじゃ さん

    タイトルから、てっきり日本の自主防衛を促すのかと思ったが、違った。国内外からルーピーと揶揄された鳩山元総理の東アジア構想を賛美し、米国の凋落・日本の衰退は事実だが、韓国や中国の可能性を語り軸足はアジアにありと語る。 国際条約・国家間の約束事が理解出来ない国々と何をしろと言うのか?バカも休み休みにして欲しい。進藤栄一・白井聡氏の共著である。両氏は日本や周辺国の誤った歴史認識に捕らわれており、今後の方針も間違いだらけ、従って読む価値無しの著書でした。

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