医者に殺されるな 僕が闘い続けた「医療不信」の正体

近藤誠

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784828425382
ISBN 10 : 4828425381
フォーマット
出版社
発行年月
2023年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
208p;19

内容詳細

盟友3人による「私の近藤誠論」収録!突然の死から1年―幻の取材原稿と、畏友たちの深掘り追悼論考で、医学の常識を覆した“近藤理論”の真の意義が明らかに!がん、健康診断、ワクチンから新型コロナまで「医療ムラ」のウソを暴き続けた医師の全記録!

目次 : 第1章 僕がたどりついた「がん治療」の真実/ 私の近藤誠論1 「近藤理論」と医療界の不都合な真実(和田秀樹)/ 第2章 僕が闘い続けた「医療不信」の正体/ 私の近藤誠論2 矛盾だらけの医療界を突いた「医学の常識」(養老孟司)/ 第3章 僕が「闘う医師」になった本当の理由/ 私の近藤誠論3 常に患者に寄り添い「女性の尊厳」を守った同志(上野千鶴子)

【著者紹介】
近藤誠 (医師) : 1948年、東京都生まれ。73年、慶應義塾大学医学部卒業後、同医学部放射線科に入局、79〜80年、アメリカへ留学。83年から同放射線科講師を務める。96年に刊行した『患者よ、がんと闘うな』(文藝春秋)で抗がん剤の副作用問題を初めて指摘し、医療の常識を変える。2012年、第60回菊池寛賞を受賞。13年、東京・渋谷に「近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来」を開設。14年、慶應義塾大学を定年退職。2022年8月13日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Lara さん

    慶応大学医学部を卒業後、慶応病院に勤務され、退職まで講師のままで、昇進しなかった。これは、大学内の「政治」に巻き込まれることなく、ご自身の信念を貫かれた、と言うことですね。「健康診断無用論」「がん放置療法」「抗がん剤はいらない」等、従来の方針、法則、医療業界の利権に異を唱えられた方ですね。素晴らしいことと思います❗️

  • さくらっこ さん

    日本人は医者を神格化しすぎている。彼らとて、自らの損得を優先するあまり、いろんなしがらみがあるのだ。それをすてて、自分の信念を貫き通した近藤先生の功績は大きい。特に乳がんの乳房温存療法を一般化させてくれたことは女として嬉しい。ただ抗がん剤は猛毒だとか、健康診断を受けた人ほど早死にするなどは極論のような気がする。著者の言いたいことは、医者任せにせずに、自分で考えて大切な命を守れということではないか。今はネットで調べたり、セカンドオピニオンを求めることができる時代だ。結局人体の真実は神の領域なのだと思う。

  • とむぐりーん さん

    近藤誠先生が、急性心不全で亡くなられてから、出版された本で、和田秀樹、養老孟司、上野千鶴子の3人の「私の近藤誠論」が収録されている。病気のことは、自己責任で判断すること、と言っていることや、医学界と長く戦った近藤先生は、養老先生との対談でストレスで、20年もの間、殆ど眠れなかったと打ち明けていることなども銘記すべきと思う。 「がん放置」が良いと言われても、自分のことになると、身近な医者の言うことを聞いてしまうのではないか? 先生が、74歳の若さで亡くなったことも、読者にとっては、重い事実である。

  • DEN2RO さん

    昨年急逝した著者が自らの生い立ちや医師としてまた研究者として「医療ムラ」と戦い始め、戦い続けることになった経緯を直截に語っています。結婚や家庭のことまで触れていてちょっと驚き。養老孟司・和田秀樹・上野千鶴子三氏の追悼文もまた味わいがあり故人を偲べます。

  • 神谷孝信 さん

    著者の鋭い医療に向けられたメッセージに、三大巨人が同調意見を述べられ、読み応えある内容。4

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