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なぜ日本の大学生は、世界でいちばん「勉強しない」のか?

辻太一朗

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784492223307
ISBN 10 : 4492223304
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2013
Japan

Content Description

いまの日本では、大学生・大学の先生・企業の採用担当者のそれぞれが自分の利益を最大化した結果として、「勉強しない大学生」が量産されているのです。「もっと頑張れ!」とか、「若いうちは勉強しなきゃダメだ!」といった精神論では、問題は解決しません。それぞれが自分の利益を最大化した結果、大学生が勉強する「システム」を作る。本書では、そんな現実的な解決策を紹介します。

目次 : 第1章 日本の大学生は本当に「勉強しない」のか?(小学生よりも勉強していない日本の大学生/ アメリカの大学生の足元にも及ばない日本の大学生の勉強時間 ほか)/ 第2章 大学生・大学・企業 永続する「負のスパイラル」(日本の大学生が勉強しないのは就職活動のせいではない/ 就活開始時期の後ろ倒しは、学業の妨げに! ほか)/ 第3章 「考える力」こそが日本を救う(海外では、企業があたりまえに成績を参考にしている/ 企業が大学の成績を参考にできない理由 ほか)/ 第4章 「正のスパイラル」はこうして回す(データから見る「考える力」を伸ばす大学/ 調査の内容 ほか)

【著者紹介】
辻太一朗 : 1959年生まれ。京都大学工学部卒業。(株)リクルートで全国採用責任者として活躍後、99年(株)アイジャストを創業。2006年(株)リンクアンドモチベーションと資本統合、同社取締役に就任。採用コンサルタントとして延べ数百社の企業を担当。数多くの大学で講演、面接トレーニングの実績をもつ。10年、大学教育と企業採用の連携を支援することを目的に(株)グロウスアイを設立し、11年には、NPO法人「大学教育と就職活動のねじれを直し、大学生の就業力を向上させる会(略称DSS)」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • えちぜんや よーた

    本書では、学業における「考える力」に注目しています。”授業で扱うテーマは、「理解することも難しい」「一定の量の記憶も同時に必要」「論理的に考える必要がある」「概念的な問題も多い」「プロ中のプロである先生との対話」等々、頭を極限まで使わなければどうにもならないことばかりです。"(P163)個人的には、その「考える力」を学生の就業力向上だけでなく、「これはこうつながるんだ!」とか「フにおちた!」など、人間の可能性の向上にもつなげたいもんです。オンライン上で経済学の教育サービスを展開できんかいな?

  • コウメ

    /日本の大学生は、本当に勉強をしない!逆に海外の大学生は、優秀!たんに英語ができるからではない。日本と海外の大学生の違いは、大学教育の違いにある。/なぜ日本の大学生は勉強をしないのかそれは大きくわけて3つ理由がある。❶大学生が悪いパターン。❷大学が悪いパターン。❸就職活動が悪いパターン。著者は大学は就職予備校ではないと否定しています。大学は研究する場所と言っています。/日本の大学生は小学生より、勉強していないのが現実です。だいたいの小学生は5〜6時間学校で勉強し、自宅で1時間ほど勉強します。

  • けんとまん1007

    まあ、実際に採用を担当しているので、頷ける部分もあったが、そうでない部分もかなりある。少なくとも、学校での成績は重要なファクターであるし、適性検査の結果と結構一致していることが多い。「考える力」これは絶対に必要で、これがないと仕事はできないのは事実。本全体としては、この半分以下の厚さで十分だと思うし、最後の章で取り上げられて比較されている大学は、日本の中のトップクラスの関東の一部の大学なので、参考にならない。

  • ねこ

    「したいこと」ではなく「しなければいけないこと」をやるのが社会だ、というフレーズには深く共感しました。全体を通して基本的には私には当て嵌らない話でしたが。自分の周り見渡しても、1日1時間勉強してる人なんて一握りもいないですからね。彼らには是非一読を勧めたいですが、いかんせん彼らは"本"を読まないので…ダメですね。

  • GORIRA800

    勉強しない理由を知的好奇心ではなく就活のメリットという点から書かれているのがまあそのとおり でも中国の例、勉強は好きじゃないけど将来のために勉強するというというけど国民性、途中まで学校のしくみもまったく違うアメリカの場合はどうなんだろう もしもアメリカなどで知的好奇心などの理由の方が強いのであればそちらの方が良いと思ったり 小学生の時、遊べずに大学生になってから遊ぶってのはあかんよね

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