片想い探偵 追掛日菜子 幻冬舎文庫

辻堂ゆめ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344427488
ISBN 10 : 4344427483
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
追加情報
:
350p;16

内容詳細

追掛日菜子は舞台俳優・力士・総理大臣などを好きになっては、相手の情報を調べ上げ追っかけるストーキング体質。しかしなぜか好きになった相手は、殺人容疑をかけられたり脅迫されたりと、毎回事件に巻き込まれてしまう。今こそ、日菜子の本領発揮!次々と事件解決の糸口を見つけ出すが―。前代未聞、法律ギリギリアウト(?)の女子高生探偵、降臨。

【著者紹介】
辻堂ゆめ : 1992年神奈川県生まれ。東京大学卒。第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し『いなくなった私へ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mae.dat さん

    推しは遠くにありて想うもの。特殊な恋愛観をお持ちと言うか、普通の恋愛は面倒と思っているのね。そこで、推しですよ。一方的に好きになるだけ。そして「推しに迷惑をかけない」をモットーに、犯罪のボーダーラインを踏んでいく。と。推しのピンチには献身的な愛の下、洞察力と発想、そして行動力でお助けするの。凄まじい( ¨̮ )。でも、近づき過ぎるのは嫌なのね。然しながら、ジャニオタやドルオタって言う人の心理。こう言う事なんでしょうか。理解に苦しむよ。理解に苦しむくらいならまだ良いかも。依存症にはご注意頂きたい。です。

  • さてさて さん

    読者が思わず引いてしまうほどに、強烈に『推し』を追い求める主人公・日菜子の存在が良くも悪くも強いインパクトを与えるこの作品。そんなこの作品は”おふざけ”と”大真面目”な一見相反する感覚世界が融合を見せる物語。”おふざけ”があるからこそ、”大真面目”が深刻になりすぎない、”大真面目”があるからこそ、”おふざけ”が軽くなりすぎない、その絶妙なバランスの上にある物語。辻堂ゆめさんが描かれる作品の幅の広さと発想の柔軟さ、それでいて極めて緻密に物語を組み立てていく抜群の構成力に改めて感銘を受けた、そんな作品でした。

  • しんたろー さん

    「推し」がコロコロ変わる美少女高校生・日菜子が大学生の兄・翔平の助けを借りて事件を解決するコメディミステリ。舞台俳優、相撲取り、天才子役、覆面漫画家、総理大臣と相手が変わっても日菜子流の「愛の押し売り」&付き合わされる翔平のコンビが面白いし、推理方法も今風で楽しめる。『十の輪をくぐる』『あの日の交換日記』の感動や驚きはなくラノベ的な軽い作品だが、著者らしい台詞の良さは随所にある。日菜子の年齢を少し上げて、浜辺美波や橋本環奈をキャスティングすれば直ぐにでもドラマ化できる内容なので、制作者の皆さん、いかが?

  • ポップノア♪@読書停滞中 さん

    追掛日菜子、高校2年生。惚れっぽい性格で舞台俳優、相撲取り、天才子役、覆面漫画家、ついには総理大臣と「推し」のストライクゾーンは広い。しかし、彼女が好きになった相手はもれなく事件に巻き込まれてしまいます。ピンチに陥った推しの為にあらゆる情報を調べ上げ、平気でグレーゾーンを超えていくのが毎回のお約束。強引に捜査協力させられる兄の翔平が「やっぱりこいつは犯罪者予備軍だ」と嘆く場面が笑えます。そして事件を解決して愛しの推しに感謝される時には熱から醒めてるしね。既に続編も出てるし、この設定だと無限に続きそうです。

  • papako さん

    作者の本、何冊か持ってるのに、こちらから。タイトルの片想いというのは違う気がするけど、楽しかった。数ヶ月で『推し』が変わる日菜子。犯罪すれすれグレーゾーンの行動で推しを追いかける日菜子さん。そして推しが関わる謎を解く。日菜子さんの『推し』に対してやってもいいこと、やらないこと、許せることの自分ルールが面白い。でも『推し』変わりすぎだよなー。天才子役コウくん、いい感じでしたねー。

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辻堂ゆめ

1992年神奈川県生まれ。東京大学卒。第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し『いなくなった私へ』でデビュー。『トリカゴ』で第24回大藪春彦賞受賞。他の著作に『山ぎは少し明かりて』『十の輪をくぐる』(小学館)、『僕と彼女の左手』『あの日の交換日記』(中央公論新社)など多数(本データはこ

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