君といた日の続き

辻堂ゆめ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784103547914
ISBN 10 : 410354791X
フォーマット
出版社
発行年月
2022年10月
日本
追加情報
:
296p;20

内容詳細

リモートワークを言い訳に引きこもっていた僕はある日、ずぶ濡れの女の子を拾った。1980年代からタイムスリップしてきたらしい彼女は、僕の大切な人の命を奪った少女誘拐事件に関係しているのか…。散りばめられた伏線が回収される時、現代と過去が繋がる―。時空を超えたミステリー!

【著者紹介】
辻堂ゆめ : 1992年生まれ。神奈川県藤沢市辻堂出身。東京大学法学部卒業。2015年、第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し、『いなくなった私へ』でデビュー。『トリカゴ』で第24回大藪春彦賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    辻堂 ゆめ、4作目です。本書は、タイムスリップ夫婦娘ラブ・ファンタジーの感涙作でした。運命の赤い糸に結ばれているのでしょうか? 今年のBEST20候補です。 https://www.shinchosha.co.jp/book/354791/

  • パトラッシュ さん

    タイムリープとラブストーリーを組み合わせたドラマは一見ありがちだが、ファンタジーを通して人生を考えさせる。娘を亡くし離婚のやむなきに至った47歳の男が、過去から来たと思しき少女ちぃ子と一緒に夏休みを過ごす。ちぃ子の言動に振り回されながら傷つき打ちのめされていた心が少しずつ癒されていき、その正体を確信して生きる力を取り戻すラストは『ジェニーの肖像』を連想した。辛い今は永遠ではなく次の自分に脱皮する勇気こそ生きる原動力だとは、ままならない状況に苦しむ大人へのエールとなる。未来を信じていた昔の自分を信じようと。

  • zero1 さん

    ラノベかと思ったら予想以上に泣けたファンタジー。しかもミステリーをプラス。娘を難病で失ったことで心に傷を負い離婚した47歳の男。ずぶ濡れの少女を拾う。彼女は過去から来た。娘に出来なかったことに挑むことで、失意の男は時計の針が動き出す。読者は二回驚く。マスクや廃屋など伏線は多くあった。アラレちゃんやベストテンなどクロニクル感はノスタルジーに繋がる。ご都合主義でツッコミどころはあるが、指摘は無粋。希望の無い時代、【人生はやり直せる】が作者の主張。素直に作品世界へ飛び込もう。伏線回収も見事。名文多数(後述)。

  • ムーミン さん

    優しさと温かさを感じる文章。素敵な読書タイムを過ごせました。

  • のぶ さん

    とても良い話だった。主人公の譲は最愛の娘、美玖をわずか10歳にして病気で亡くし、妻の紗友里とも離婚してコロナ禍のリモートワークを言い訳に自宅に引きこもっていた。ある日、アパートの近くでずぶ濡れの女の子に出会う。ちぃ子という名前以外何も覚えていないという挙動不審な少女は、1980年からタイムスリップして来たと言うのだが・・。ちぃ子は譲のことをパパと父親のように懐いて不思議な実の親子のような生活が始まる。この関係は最後で明かされるのだが、幸せな家族を夢見ていた男には贈り物のような素敵な物語だった。

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人物・団体紹介

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辻堂ゆめ

1992年神奈川県生まれ。東京大学卒。第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し『いなくなった私へ』でデビュー。『トリカゴ』で第24回大藪春彦賞受賞。他の著作に『山ぎは少し明かりて』『十の輪をくぐる』(小学館)、『僕と彼女の左手』『あの日の交換日記』(中央公論新社)など多数(本データはこ

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