執筆論 私はこうして本を書いてきた

谷沢永一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492222713
ISBN 10 : 4492222715
フォーマット
発行年月
2006年05月
日本
追加情報
:
20cm,220p

内容詳細

谷沢流・ベストセラー作家であり続けるための極意。何を、どう書き、いかなるネーミングで世に出せば良いのか。200冊を超える著作活動を生み出してきた稀代の著述家の、企画の視点と書く技術を公開。

【著者紹介】
谷沢永一 : 関西大学名誉教授。昭和4年大阪市生まれ。関西大学大学院博士課程修了。専門は日本近代文学、書誌学。社会評論にも幅広く活躍。サントリー学藝賞、大阪市民表彰文化功労、大阪文化賞。2004年には『文豪たちの大喧嘩―鴎外・逍遙・樗牛』(新潮社)で読売文学賞を、2006年には『紙つぶて自作自注最終版』(文藝春秋)で毎日書評賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • greenman さん

    本書は一読するととっつきにくい印象をもつが、読み進めていくと著者の反骨でありながら着飾らない性格に「精神」を感じるようになってくる。躁鬱病でありながらも書き続けられたのは周りの忍耐と理解があったからだろうが、それには著者自身が魅力的でなければ不可能なことだっただろう。名文を書くには書き手が「何か」を持っていて、それが読者にも伝わるように想像しながら書くことが重要だ。

  • stuccohome さん

    固めの表現が多いが、不思議と読みやすい不思議な印象を受けた。筆を執る者は理不尽な嫉妬に基づく闇鉄砲の危険にさらされているのは昔も今も変わらないのか。

  • poefan さん

    意外にも著者の半生を熟知した気になる、執筆人生論。時々、本文中で触れていた語りおろしかと思われる文末表現あり。

  • ryo511 さん

    漢語調ながら明晰な文体は読みやすく、一貫して謙虚な姿勢にも好感を抱いた。ただ、本書はあくまで著者の「執筆歴」であり、そこから教訓を読み取るには、読者の側にも経験という割符が必要。B+

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人物・団体紹介

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谷沢永一

1929年、大阪市生まれ。関西大学文学部国文学科卒業、同大学院博士課程修了、文学博士。関西大学文学部教授を経て、名誉教授。専門は書誌学、日本近代文学。著書に『完本 紙つぶて』(サントリー学芸賞)、『文豪たちの大喧嘩―〓外・逍遥・樗牛』(読売文学賞)、『紙つぶて 自作自注最終版』(毎日書評賞)など。2

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