恋愛の社会学 「遊び」とロマンティック・ラブの変容 青弓社ライブラリー

谷本奈穂

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787232847
ISBN 10 : 4787232843
フォーマット
出版社
発行年月
2008年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,243p

内容詳細

雑誌の恋愛記事を数量的に分析し、若者へのアンケートを緻密に読み解きながら、「物語」「遊戯性」「関係の不確かさ」などの視点から、ロマンティック・ラブの変容と「遊びとしての恋愛」という性質を照らし出す。

【著者紹介】
谷本奈穂 : 1970年、大阪府生まれ。関西大学総合情報学部准教授。専攻は現代文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Shiori さん

    日本人の恋愛観が変わってきたのはやはりメディアの普及が原因なのだろうか。う〜ん。

  • カモメ さん

    17.8世紀ヨーロッパ、恋愛は結婚の外でなされるものでしたがキリスト教の倫理の影響から対立することとなり、近代、対立を解消すべく個人主義が高まり恋愛が結婚の中で組み込まれていくとのこと。もう少し個人主義の部分を掘り下げてほしいと思いました。結末を先延ばしする為に未婚化晩婚化が進んでいる、恋愛が結婚に結び付くことで恋愛が永続的であるべきとされた、一人の人を生涯愛する事は真面目かどうかといった点は根拠が不充分に感じます。近年は恋愛には価値観の一致が求められ、今度は恋愛と友情が近くなっていると思いました。

  • 2kz1 さん

    ラノベ読んだりエロゲやったりした方が早い(半分くらい冗談です)。

  • たろーたん さん

    恋愛という無政府的な力を結婚という制度に組み込みむのがロマンチックラブイデオロギーである。簡単な例なら、「恋愛のゴールは結婚」という言説がそれだろう。社会階層や秩序を不安定にさせる可能性がある恋愛を、結婚とセックスにくっつけ管理する。しかし、現代においては、婚外セックスを批判し結婚を安定させる機能はあっても、恋愛とは一生涯ただ一人の人を愛するという、遊びの恋愛を排除する、まじめな恋愛の機能は失っており、恋愛イデオロギーは変容していると著者は言う。著者は、特に遊びの恋愛が出てきたところに注目している。

  • shunpeace9 さん

    雑誌で出てくる声というのは、けっこうリア充中心だから、若者全体の恋愛を論じることは難しいのではないかと思った。特に、曖昧な関係性を楽しむという部分は楽しめる人って少数じゃないか?と思ってしまった。その関係以外に安全基地のある人だけが楽しむことができるのでは。著者の言うように、今の若者が関係性を確定させず、曖昧な関係性を作ろうとしているというのは共感したけど。デートに誘う時とか、相手への対応で逃げ道を残して曖昧な関係性にして、傷つくのを避けてるというのは、そうしなければならなくなった社会的な背景があるような

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