細雪 上 角川文庫

谷崎潤一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784044001308
ISBN 10 : 4044001308
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
追加情報
:
302p;15

内容詳細

大阪・船場の旧家、蒔岡家には鶴子、幸子、雪子、妙子の美しい四姉妹がいる。三十歳にして独身の三女・雪子には次々と縁談が舞い込むが、なかなかうまくまとまらずにいた。上流階級社会の何気ない日常と、美しく移ろう四季、そして関西の街を写す、著者の代表作。上巻には、著者の妻で幸子のモデルとなった松子夫人による「『細雪』追想」も収載。

【著者紹介】
谷崎潤一郎 : 1886年東京生まれ。東京帝国大学国文科中退。1910年、第2次「新思潮」創刊に関わり、同年「刺青」を発表。『痴人の愛』『卍』などの耽美主義的な作品で知られ、生涯で3度の『源氏物語』現代語訳を手がけた。1949年、第8回文化勲章受章。1964年に日本人で初めて全米芸術院・米国文学芸術アカデミー名誉会員に選ばれる。1965年7月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちなぽむ さん

    あなたは覚えているだろうか。やることすべて真似して後ろを着いてきたあのころのことを。少し煩わしく、けれども圧倒的な可愛さで愛でずにはいれなかった幼いあなたが、思いもかけずひとり立ちをしようと将来すら目測していることに、はっとさせられ誇らしい。ようでやはり少しさみしい。揃って見られるのも今年で最後かと、思ってみる桜がまた一年延びるのは、憐れなようでやはりどうしようもなく嬉しい。あなたの幸せを願いながら、そばにいられることによろこんでしまう姉を、どうか許してほしい。散ってしまう桜を、惜しんでしまうことを。

  • さと さん

    儚く淡い雪の結晶を並べたかのような装画にうっとり。大阪船場の旧家に生まれた4姉妹の日常。とはいえものの形やあり様が独自の美を生み、それらが日々の生活に共存していたよき時代が谷崎氏の美しい文体とともに甦る。周りの心配をよそに、自分の人生をどこかに預けてきたような雪子のゆるい生き方が好きだ。彼女たちの性格や日常にはモデルとした女性がいるようだが、激動の時代を経て変ってゆく女性の生き方を彼女らを通してみているかのようだ。リズミカルかつ美しく読んで心地よい文体はその長さあってこそ、谷崎氏あってこそ。

  • みっぴー さん

    〈細雪上〉面白いおもしろいオモシロイ!谷崎の書く女性が、好きだ!(雪子嬢推し)。ちなみにタイトルは『ほそゆき』ではなく『ささめゆき』と読みます。大阪の旧家、蒔岡家には美しき四姉妹がいた。鶴子、幸子、雪子、妙子。上の二人は既婚だけど、下二人は未婚。話の中心は雪子の縁談話です。これがなかなかまとまらず、些細なことから徐々に話がこじれて結局破談…んん〜薄幸、縁が薄い、華奢な体つき…雪子嬢、いい!しかも本の装丁がまた素晴らしくて、何度もページを閉じて表紙を見てしまいます。中巻へ続きます。

  • 里愛乍 さん

    読み始めて真っ先にイメージしたのはNHK朝の連続ドラマ小説である。映画とか平成版のプレミアムみたいなそういうゴージャスなのじゃなくて、毎朝連続で少しずつ奇想天外の無い日常を淡々と…という、そんなイメージ。あと、この谷崎潤一郎独特ともいえる女関西弁、これがなんとも優美で綺麗でそんじょそこらの小説ではお目にかかれない表現です。これをそのまま言葉にして音に出してくれる声を持つ女優さんているのだろうか…なんて考えながら読んでいました。四姉妹のそれぞれの性格が知れる口調も素敵。

  • しゅてふぁん さん

    大阪・船場の旧家、蒔岡家四姉妹の物語。週末に見て来た着物を思い浮かべながら読む。そうか、この時代は姉妹が順番に嫁がなくてはいけないのか。なんと窮屈な…。上巻は蘆屋の幸子(次女)宅での、雪子(三女)、妙子(四女)と幸子の娘の悦子の、雪子の縁談を中心としたわいわいと楽しそうな日常が書かれている。何気ない日常が書かれているだけなのに、なぜこんなにも物語の世界に惹き込まれるのだろう。雪子が幸せになれますように、と祈りつつ続きを読む〜。

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谷崎潤一郎

1886年東京都日本橋人形町生まれ。1965年神奈川県湯河原にて79歳で没。東京帝国大学国文科中退。小説家、劇作家、随筆家。明治末期から戦後の昭和中期まで、戦時中の一時期を除き、文壇の第一線で活躍。近代日本文学を代美する作家として、内外で非常に高い評価を受けている。豊富な語彙を駆使する端麗な文章と巧

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