ドラママチ 文春文庫

角田光代

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167672065
ISBN 10 : 4167672065
フォーマット
出版社
発行年月
2009年06月
日本
追加情報
:
16cm,308p

商品説明

欲しいもの……子ども、周りの称賛、やる気、私の人生を変えるドラマチックな何か。でも現実に私の目の前にあるのは、単調な生活に、どうしようもない男、中途半端な仕事……。高円寺、荻窪、吉祥寺、東京・中央線沿線の「街」を舞台に、ほんの少しの変化を待ち望む女たちの姿を描いた、心揺さぶる8つの短篇。 解説・鴻巣友季子

内容詳細

欲しいもの…子ども、周りの称賛、やる気、私の人生を変えるドラマチックな何か。でも現実に私の目の前にあるのは、単調な生活に、どうしようもない男、中途半端な仕事…。高円寺、荻窪、吉祥寺、東京・中央線沿線の「街」を舞台に、ほんの少しの変化を待ち望む女たちの姿を描いた、心揺さぶる八つの短篇。

【著者紹介】
角田光代 : 1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。90年「幸福な遊戯」で第9回海燕新人文学賞、96年『まどろむ夜のUFO』で第18回野間文芸新人賞、98年『ぼくはきみのおにいさん』で第13回坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で99年第46回産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年第22回路傍の石文学賞を受賞。03年『空中庭園』で第3回婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で第132回直木賞、06年「ロック母」で第32回川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で第2回中央公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    表題作を含めて8つの「〇〇〇マチ」の物語を収録。ここでのマチは「街」と「待ち」の掛言葉であろう。中央線沿線の街のどこかで、何かを待ち続ける女性たちが主人公である。ほんとうのところは、彼女たち自身も何を待っているのかよくわからない。かといって、それはシュールな物語などではなくて、いたって哀切でリアルな物語なのである。思えば「待つ女」の系譜は日本文学の古典的伝統である。謡曲「砧」をはじめ、それを踏まえて書かれた『雨月物語』中の「浅茅が宿」など枚挙に暇がない。8篇はいずれも「あはれ」の横溢する物語であった。

  • ミカママ さん

    ずっとこのタイトルは「ドラマ街」なんだと思ってました。「ドラマ待ち」だったのね。どこにでもいそうな主人公たちのどこにでもありそうな日常、でも実は心の中がぐちゃんぐちゃんで、というような角田さんらしい内容。おまけにおいしそうなお料理やお酒ががここかしこに登場して。「わかるよ!わかる!!」と思わず主人公に感情移入してしまうような、そんな小説でした。

  • あも さん

    吉祥寺、荻窪、武蔵、三鷹…耳馴染みのある中央線沿線の『マチ』を舞台に、子供、本当の私、プロポーズ…色んなものを『待つ』30代の女性達を描いた短編集。どの女性も閉塞感や倦怠感に包まれた薄曇りの中にいる。未来に輝かしい物だけが待っていた10代、20代を経て、待っている物が素晴らしいとばかりは言えなくなる世代。どこにでも行けた筈がいつしかどこにも行けなくなっている。それでも人生はまだまだ続く。100%の喜びとは限らなくても喫茶店の年季の入ったソファに座り、待ってみよう。何かが変わるきっかけはきっとそこかしこに。

  • ひろちゃん さん

    短編集。角田さんの小説読んでると恋愛の難しさを改めて感じるわ。たいていの女の子は個々の男の子がしてほしいこととか、して欲しくないこととか熟知してるんだろうか?

  • おくちゃん🌸柳緑花紅 さん

    高円寺、荻窪、吉祥寺、東京中央線沿線の【町】を舞台に【マチ】待つ女性を描く短編集。表題作のドラママチ、相手に会うことを待ち焦がれるような時間も、眠るのが惜しくて相手を見つめる夜も、突然の贈り物に胸を踊らせる瞬間ももう二度とこない。という文章がこんなに年齢を重ねた私にも響いた。自動改札で立ち止まった彼からの一言。待っていたドラマのようなシチュエーション。桃色の電車が5月の陽射しに背を光らせてホームに滑り込む。目に見えるようだ。ワカレマチ、ショウカマチ、ほろ苦くビターな角田光代さんを堪能。私は今ナニマチに?

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角田光代

1967年神奈川県生まれ。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整

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