21世紀の「脱亜論」 中国・韓国との訣別 祥伝社新書

西村幸祐

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396113988
ISBN 10 : 4396113986
フォーマット
出版社
発行年月
2015年04月
日本
追加情報
:
212p;18

内容詳細

明治十八(一八八五)年に発表された「脱亜論」は、日中朝の三国で手を携えて欧米列強に対峙していこうと考えていた福澤諭吉が、中朝の現状に絶望し、その路線を断念した諦念を表明したものだった。日本は明治以降一貫して、朝鮮が華夷秩序から脱し、独立するよう多大な労力を払ったが、無駄に終わった。一〇〇年たって今日また、韓国は華夷秩序に回帰しようとしている。もはや日本は「一衣帯水」などという幻想は捨てて、中朝韓以外のアジア諸国と、今まで以上に紐帯を強め、連携を深めていかなければならない。

目次 : 第1章 新しい「脱亜論」の誕生(台湾映画『KANO』が意味するもの/ 発表当時は注目されなかった「脱亜論」 ほか)/ 第2章 “特定アジア”三カ国と距離を置くべき理由(“特定アジア”とは何か/ 二十一世紀のナチズム ほか)/ 第3章 閉ざされたアジアから、開かれたアジアへ(日台の連帯こそ、東アジアの新基軸/ 映画『海角七号』が台湾にもたらした変化 ほか)/ 第4章 アメリカに依存しない“新・脱亜”のあり方(太平洋二分割を米国に提案する中国/ 米中両国が抱える深刻な内政問題 ほか)

【著者紹介】
西村幸祐 : 1952年東京生まれ。評論家。慶應義塾大学文学部哲学科中退。在学中に第六次「三田文学」編集を担当。80年代後半から、主にスポーツをテーマに作家・ジャーナリストとしての活動を開始。2002年の日韓W杯を機に、歴史認識問題や拉致問題に関する取材、評論を展開する。「撃論ムック」「ジャパニズム」をそれぞれ創刊、編集長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mazda さん

    いろんな本の焼き直しになりますが、中韓が不要というのは正論です。百害あって一利なし。

  • ぷれば さん

    明治18(1885)年に発表された「脱亜論」。しかしながら、歴史を振り返ると、聖徳太子、菅原道真、荻生徂徠、そして福澤諭吉と4回目だったという。同じような主旨は、石平氏の著書にもある。本書の21世紀の脱亜論は、「華夷秩序」にのまれることなく、反日エリアには距離を保ち、開かれたアジアの国々と手を携え、世界の繁栄と安定のために日本の使命・役割を果たしていこう、といった提言である。明解かつ納得の良書。

  • だろん さん

    福沢諭吉「脱亜論」の全文と現代語訳が巻末にあり、先に一読。特アは130年前と何も変わっていないんだとつくづく感じ入りました。暗殺された伊藤博文と云い米スティーブンス外交官と云い、先のシャーマン国務次官からのリッパード駐韓大使と云い、韓国の自存を尊重する要人が次々とひどい目に…(゚д゚)!支那と自主独立をしたことのない朝鮮は相思相愛。この関係に立ち入るとろくでもない目にあうしかないことを、いいかげん多くの日本人とともに米国も学習せんとね。尚、この書籍は関東学院大学のテキストなんですね…聴講してみたいw

  • phmchb さん

    KAZUYAchannelで紹介された本。特定アジアとは関わるだけ無駄です(・ω・)

  • シモネッタ さん

    日本の生い立ち、日本の立ち位置がわかる1冊です

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人物・団体紹介

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西村幸祐

昭和27(1952)年東京都生まれ。批評家、作家、ジャーナリスト。慶應義塾大学文学部哲学科中退。在学中に第7次『三田文学』編集担当。『ニューミュージック・マガジン』(現・『ミュージック・マガジン』)、レコーディングディレクター、コピーライターを経て、1980年代後半から、おもにスポーツをテーマに作家

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