これでわかった!内閣法制局 法の番人か?権力の侍女か?

西川伸一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784772705059
ISBN 10 : 4772705058
フォーマット
出版社
発行年月
2013年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
166p;19

内容詳細

“法の番人”か?“権力の侍女”か?今まさに、内閣法制局の役割が問われている。安倍人事のなにが問題なのか…集団的自衛権の行使は認められるのか…法治国家の屋台骨を支える“知られざる官庁”がよくわかる!

目次 : 第1章 安倍人事のなにが問題なのか(内閣法制局長官というポスト/ 内閣法制局参事官になれるのはだれか/ 安倍人事はやはりおかしい)/ 第2章 集団的自衛権の行使はなぜ認められないのか(自衛隊は「憲法の禁じている『戦力』」か/ 若き日の安倍議員が挑んだ論戦/ 集団的自衛権行使は安倍首相の宿願)/ 第3章 内閣法制局の現場をみる(当時も安倍首相/ 法案審査の現場をみる/ 参事官は半個室で執務)/ 第4章 法治国家の戸口に立つ双面神(「法の番人」としての顔/ 「政府の法律顧問」としての顔)/ 第5章 政治的圧力と双面神の苦悩(「髪の毛一本のスキを探せ」/ 解釈が変わった初夏の夕べ)

【著者紹介】
西川伸一 : 1961年新潟県生まれ。1984年明治大学政治経済学部政治学科卒業。1990年明治大学大学院政治経済学研究科政治学専攻博士後期課程退学。同年明治大学政治経済学部専任助手。1993年同専任講師。2000年同助教授。2005年同教授。2011年博士(政治学)取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • うろん さん

    安保法制が違憲か合憲かという議論がされていますが、なぜ違憲か合憲かの根拠や説明が明確に示されず、調べてもよくわかりませんでした。本書で、元内閣法制局長官の言葉で明確に違憲の根拠が示されています。憲法学者が違憲だという理由がようやくわかりました。内閣法制局の役割についてもよくわかりました。筆者が高校生でもわかるように本書を書かれた目的は達せられたと思います。

  • moss green さん

    「法の番人」「法治国家の屋台骨を支える知られざる官庁」と言われる内閣法制局。同局の組織図や事務分掌、各省庁から提出される法案の審査事務の流れなどがまとめられており理解が深まった。ただ2013年、集団的自衛権をめぐる国会論争の時に執筆されているため当時の政権に対し批判的な意見が目立つ。通常国会中は3日家に帰れないなんてこともあると書かれており職員の方の体調が心配になる。今国会では政資法改正も争点となっており与野党の提出法案を興味深く確認し成立の行方を見守っている。透明性が高く抜け道のない改正を望む。

  • Y_Kuroyanagi さん

    20140514ー20140517

  • た さん

    確かに高校生向けと言える。

  • WS さん

    必要は法に優先するという考えが薄くはないかと思った。解釈でやりくりするのではなく、改憲や法改正を行うべきという意見は賛成。憲法が今の時代にそぐわないにならば改憲すれば良いと思う。解釈でどうこうしようとするから左右ともに揉めるのではないかと思った。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品